それでも店長ですか
神崎 ゆう
始まり
そのスーパーは昔から近所にあった地元のスーパーの支店で、それほど規模が大きくなくこじんまりしていた為、以前から働きやすそうだなと思い、人が必要になったら声をかけて下さいと店長に話していた。
だから急に人が必要になったから来て貰えないかと言われた時はようやく行けると嬉しくて小躍りして喜んだ。
その時は、店長に裏の顔がある事など知る由もなく、いつも人当たりがよく優しい人だと思っていた。
その頃、私より少し早くもう1人レジで雇われた人がいて、丁度店で買い物をした時にその人がレジを打っていたので、「私もここで働く事になったので、よろしくお願いします。レジの仕事、楽しいですよね」と言ったら、その人は少し悲しい様な困った様な表情をしていたので、その事に少し違和感を感じた。が、そんな事も初出勤の日にはすっかり忘れていた。
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