気づいたら神になってた?転生記

@nanigaiino

第1章 異世界転生 初めての授乳

俺の意識はまどろんでいた・・・自分が誰なのか、自分が何者なのか・・・解らなかった・・・だが・・・それも無くなり段々と意識が覚醒していく・・・


眠い、何でこんなに眠いのか、眠気を強引に抑え込め目を開けてみると、身を覚えのない天井が見えた。


(・・・えっ?)


俺は初めて見る天井を見て混乱した。


(いや、いや、いや、何で?)


俺は見覚えのない天井を見て混乱しながらも周りを見た、うん、見たことない部屋だ。


(何で?)


混乱して大声を出そうとすると


「ふえ、うあぁーーん!!」


と赤ん坊の声がした。・・・まて、もしかして今の声・・・俺なのか・・・?俺は自分の身体を見る・・・どうみても、赤ん坊の身体であった・・・


(何でだーーー!!)


いや!いや!いや!俺?!何で赤ん坊?!何だか、記憶があやふやだけど!絶対目を覚ます前は赤ん坊じゃなかったよな!!何でこうなってるの?!


「*********」


俺が状況に困惑していると青色の髪、目をした女性が俺の近くにやってきた。何か喋ったみたいだが、言っている、言葉がわからない。


・・・いや、ここ日本じゃないの?!俺が混乱しながら頭を抱えていると・・・


目の前に居た女性が近くにやってきて俺を抱きかかえた・・・。


そうこうしている内に・・・俺が抱きかかえられている女性が俺におっぱいを見せてきた、・・・これはあれか授乳というやつか、


(どうすれば、いいどうすれば)


俺が頭を抱えていると、隣から金髪の別な女性が話しかけてきた。


「**********」


また、解らない単語だなあと思っていると・・・


(聞こえる?)


いきなり頭の中で声が聞こえた。


(はっ?)


いきなりのことで思考停止する俺、


(やっぱり、あなた転生者ね)


てんせいしゃ、、、?ああ、転生者ね、なんか小説とかで聞く、はっはっはっはあああ?


(そんなものは二次創作のみです、空想です)


(混乱しているところ悪いんだけど、現実だからね)


何か、現実逃避しているとまた、話しかけられてきた。


俺は話しかけているであろう抱っこしている女性を見るとその女性はもう一人の女性を見ているのに気付いた・・・。


話しかけていたのお前かい、


(私はジェニー、そしてあなたを抱えているのはあなたの母親のハールよ)


いきなり、話しかけられて知らない女性を母親といきなり認識できる人はいません。


(いや、結構すぐ順応している転生者は多いって聞くけど)


そんなこと知るか俺は普通の感性を持って・・・


(待てこうして頭の中で話しかけているということは、この現象を引き起こす為に魔法を使っているのか?)


(使っているわよ)


(・・・先生!さっそく魔法を教えて下さい!)


(あなたもかなり順応しているわよ)


俺がフェニー?(ジェニーよ)と話していると・・・


「***********」


抱きかかえている女性が話し出した。


(えっと、何て言ってるの)


(あなたが転生者ということを伝えているわ)


伝えてくれるのなら母親らしき女性は授乳をもうやらないだろう・・・確か俺・・・18歳だったはず、大人としての記憶を持つ、赤ん坊に、同じように、授乳何て出来やしないはず・・・


そう考えると・・・少し残念・・・いや、解決してよかったな!


「***********」


「*******************!!」


「*******************************」


(今、話しているのわ?)


(ちょっとね・・・今、私が貴方に魔力を流しているんだけど・・・その事を貴方の母親が気にしていてね、何をしているのか聞かれているの・・・)


(ふーんって、魔力を流しているって・・・!何かされてるの俺?!)


魔力を流すっていつの間に!!気づかなかったけど!俺何かされているの?!


(ああ、念話する為にあなたの身体に魔力を注いでいるだけよ・・・その事は貴方の母親にも伝えてある)


ああ、念話する為に俺の身体に魔力を流していたのか・・・身体に安全なんだろうなそれ・・・そんな事を考えながらも二人の話し合いは続く


「*************************」


「*****************************」


(ああ、因みに・・・)


(あっ?)


解らないなりに話を聞いているとパジー?(違うジェニー)が話しかけてきた


(さっき、貴方、授乳はしないだろうって考えてみたみたいだけど、授乳はするわよ)


(はっ?)


俺転生者で精神年齢18歳なんですが、少し・・・いやものすごく問題があると思いますが・・・


(一応ミルクという手はあるんだけど、抗体を付けるという意味で極力飲んでもらうわよ)


(いや、俺18・・・・)


(良かったじゃない、あなたの母親も今年18歳よ)


いや良くねえだろう!!そう思っても俺の身体は全く動かない・・・


(観念しなさい!!)


(NO----------!!)


俺は心の中で盛大に声を上げた。

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