大好きなパパはゲイだった

作者 くにえミリセ

15

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★★★ Excellent!!!

本当に素晴らしい作品ですね!
初めて書くレビューなんで至らない所もあると思います。すみません。
家族とはなにか、愛するってどういうことか、とても良いテーマで書かれた小説で、興味深く拝見しました。でも、そういう社会に問いかけるような内容だからこそ、文体をもっと一般的にすれば良いのでは?と思いました。セリフの言い回しが特に気になります。奥が深いからこそ、いろんな人が読んで、みんなが楽しめる、そんな小説になれば良いと思いました。
本当に良い作品だからこそ、レビューを書かずにはいられませんでした。これからも頑張ってください!

★★★ Excellent!!!

高校2年生の野口真紀は、美容師をしている父親が大の自慢。なぜなら超イケメンだから! 父への熱愛をこじらせた彼女は、ついに父のスマホを盗み見してしまい、知ってしまうのだ。

大好きなパパはゲイだった――

というわけで、内容はタイトルどおりです。
いや、真紀さんじゃなくてもショックですよね。これまで信じて疑わなかった親子関係が崩壊するわけですから。当然真紀さんは悩みますよ。

でも、著者さんはその先にちゃんとした道筋を用意してるんです。大仰なものじゃなくて、極々あたりまえの。そうしてさりげないくらい普通に「家族ってなんだ?」のアンサーを描く著者さんの筆、最高に小憎らしい! 正直やられましたねぇ。

そして親子関係だけに留まらず、まわりの人たちや真紀さん自身の先を示してくれているのも読者的にうれしいところです。

ひとつの凄絶な真実がやさしい未来へ繋がる人間ドラマ、迷わずおすすめさせていただきますよ!

(新作紹介 カクヨム金のたまご/文=髙橋 剛)