とても深いところ

繋がる機械が増えるほど

会える機会が少なくなって

繋がる機械が少ない方が

会う喜びがたくさんあったのに

繋がる機械が多い方が

人を縁を遠ざけて

まるで便利になることが悪いみたい

まるで不自由な方がいいみたいに

懐古しては「便利」から離れられない

昔はコレクションするモノだって

棚にはトロフィー飾って楽しんで

「不自由」ってこういう事だって諦める

便利なら便利で出来ることが増えたけど

その分、やらなきゃいけないことが増えたよね

昔は昔は、流行りとブーム、文化とモダン

生きている分だけ後悔が多くて

新しいものに目がないけれど

分からないことが多くなって

そんな惨めな姿が嫌だから

虚構電子の中で陽気なキャラを演じてみる

偉そうに、立派に生きているって嘘つくの

嘘じゃない人なんて一握り

普通でいられる人なんて一握り

みんな、みんなもがいて必要ない縁を作って

自分を作る。これが楽しいって言ってみる

深い深い虚構の割れ目に落ちていく

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