終わり良ければ総て良し（Ｒ15版）

人物設定集

ラシードの事情で名前が出てきた人々

●バースィル

　ラシードの学友。実家は辺境の弱小貴族。

近衛兵団の団長にまで上り詰めたのは本人の努力のたまもの。

　ちなみに弟２人と妹がいる。

　カリム達の援助もあって領内の土壌改良と作物の品種改良に成功。

豊かになった今でも両親は畑に出ているらしい。

●カリム

　ラシードの学友。代々文官を務める中流貴族の出身。

ラシード即位後は彼の補佐をしながら内務を取り仕切る。

妻から離れたがらないラシードに一番苦労させられる人。

●ネシャート

　ラシードの義母ナディアの乳母の娘。宮城の元女官。

　ジャルディードで隠棲していたラシードに仕えていた。

　ラシード即位後はファラ付きの女官として復帰する。

●モニール

　ラシードの叔父ジャッシムの正妃。とにかく権力志向が強い。

　メンタルの弱いジャッシムに見切りをつけ、宰相のジャリルに取り入り深い仲に。

　息子のリズクを溺愛している。

●ジャリル

　アルマース家当主。モニールと手を組み宰相の地位に就く。

　息子のザイドに甘く、何をしても許していた。

●リズク

　ラシードの従弟。

　モニールに溺愛され、彼女の言いなりになって育ったため、自分の意志では何もできない。

●パトラ

　バースィルの恩人で初恋の相手。借金の形に商人の元に嫁ぐが、暴力で支配される。

　助け出されたのちに商人との婚姻は無効となり、バースィルと結ばれる。

●オネェなお医者さん

　元々は代々宮廷医師を務める家の出身。

　家から勘当されていく当てがなかったところ、バースィルの口利きで救護院で働くことに。

　後に治療院の責任者に抜擢される。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

「終わり良ければ総て良し」これにて完結です。最後までお付き合いありがとうございました。