魔法と科学が衝突する時:RE

Roimy Zomsa

物語が変わる日

「その男は雨の降る中やってきた」

From ミトタク王国:第五聖典


ミトタク地方、首都タントニ

雨の降るなかとなるレンガ造りのアパートにて


ドアを誰かが叩く音がする、男は警戒して扉へ行く

男は扉に銃を突きつけゆっくり当てる。


外には軍服を着た男がいた、そして男は私に質問をした

男「戦士は語った」

私「嵐がやって来る」


戦士は何を返した?

男が質問を投げかけると、私は一歩前に進み

「私が嵐だ!」と答えた


男はA4サイズの封筒を私、雨の中傘もささずに帰っていった


私はテーブルの近くにあるソファに座り中身を確認した。


本が入っている、ミトタク創造神話

中身は特殊な機械が埋め込んである


どうやら血液検査で認証するらしい。


「認証完了」


認証完了すると、簡易的なプロジェクターで映像が映し出される


こんばんわ、メウズどの


これは、先日タントニで起こった事件の容疑者だ。

彼は自らのことはアポストル(使徒)と呼んでいる、我々SMF(特殊諜報部隊)

の調べによると、アポストルは過激な宗教思想を持ったテロ組織である。


事件の後、アポストルは世界に声明を発表した


「世界には魔法は存在するが、我々は虐げられてきた、今再び世界に戦争を起こす、我々が存在しているというのを世界に示すために」


彼らは、先日我々の実験施設から核兵器の材料となりえる、プルトニウムのコアを3つ奪ったようだ、それに加え彼らは、都市国家、DPMTから核兵器の研究者を拉致した、その研究者は過激な思想を持っており


体制を崩壊させ無い限り世界に平和は訪れないと話している


もし、君が我々の依頼を受けるというのなら、プルトニウムコアを奪え返し、こちらに持って帰ってきてほしい。


もし、君もしくは君の仲間が死んだとしても、我々一切感知しない。


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