忘れ去られた記憶
花里桃音
1話目
まだ、昼の明るい時間。お昼休みに廊下で友達と話していた時に、先公に話しかけられた。
「大森!!」
やっばっ!先公じゃん!早くその場から逃げようとその場から仲間を引き連れて回れ右をする。
「帰るなよ?今日の小テストの成績悪かったろ?」
やっぱりそれか。
「今日は残れ。で、君島に教えてもらえ。いいな?」
嘘。今日はみんなとカラオケに行きたかったのに。しかも一緒に残るのは寄りによって君島。
「はい。わかりました。」
正直、君島に教えてもらたくない。でも、この先公に逆らうとうるさい。先公と別れ、どうしたら君島と話さなくていいかを考え続けた。
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