第146話 すごい審判の仕組み

テニス中継を見ていると、

ライン上にボールが落ちてるか否か、

検証される場面があります。

フェンシングでも、

剣が相手に触れたか、機械が反対してますよね。

これって、機械が発達する前は、どうやって判断したのかな?

フェンシングは特に、あまりに動きが早すぎて、

肉眼では見えないような。

テニスのボールも、審判が凝視してても、

際どいところはわからないでしょう。

ちなみにお相撲では、行司は必ずどちらが勝ったか判断して、

勝負が際どいと、「物言い」といって、五人の審判が協議します。

ここで映像でどう見えるか、ビデオの様子も加味されるようです。

全てのスポーツで、もっともスッキリしないのは誤審です。

審判を機械がやれば明瞭なものもあれば、

そうでないものもある。

例えば美しさを競うようなもの、

体操やフィギュアスケートなんかは、

機械が判定できない。

逆に、機械が発達すれば、

そういう美的感覚を、その場の審判だけではなく、

その場にいる人や映像を見た人が、

何らかの方法で判定し、その総合で判定する、ということもありそう。

ただ、技の難易度が見た目と食い違うかもしれませんね。

本当に難しい技を綺麗に決められると、

本当に難しいのか、分からないような。

審判って、本当に難しい。


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