第137話 悔しい気持ち

ダッシュエックス文庫の公募で、

一次落ちでした。

公募は送るまではこれはいいぞ、いい作品だ、と思っているのですが、

送って締め切りが過ぎると、じわじわと、

ここが良くない、あそこも良くない、

と感じてくる。

それで大概、一次落ちです。

公募に送るようになって、

はじめは一次落ちでも当たり前と思って、

悔しいとは感じませんでした。

それが一度、一次を通過すると、

次からは一次落ちがものすごく悔しくなった。

その後はがむしゃらで、

しかし今になってみると、

もう自分は時代についていけないな、

と、どこかで諦めていて、

一次落ちでも、それほど悔しくない。

どこかあっさりとした気持ちで、

また次に頑張ろう、と思える。

この妙な期待というか、諦念というか、

それがものすごく居心地が良くて、

つまりがむしゃらに突っ走るのではなく、

のんびりと、楽に、歩をゆっくり進められているのかな、と感じます。

まぁ、意地は残ってるので、頑張ります。






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