第125話 下戸への誘惑

僕はお酒は全く飲みませんし、

飲んだこともほとんどありません。

ただ、小説を読んでると、アルコールに惹かれることはあります。

まずはやはり、村上春樹さん。

ウイスキー、ブランデーが、

ものすごく魅力的に描かれてます。

もう一つは、池波正太郎さん。

「剣客商売」も「鬼平犯科帳」も、

とにかく、みんながみんな、日本酒を美味そうに飲む。

特に「鬼平犯科帳」では、密偵が平蔵のところに報告に来て、

すぐにまた出て行く時、気合いを入れるためでしょうけど、

ちょっと一杯だけ、飲んでから行け、

みたいなことをするのですが、

そういうシーンを見ると、日本酒、飲みたいなぁ、と思いますね。

アルコールではないですが、「剣客商売」では、

第一巻のはじめの方で、根深汁が出てくるのも、

味噌汁飲みたいなぁ、と思います。

小説はどうも、僕を容易く支配できるようです。




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