第十二話 因縁
「あいだだだだだだだ!」
翌朝、青年の部屋には悲痛な喚きが響き渡っていた。ベッドがくしゃくしゃに乱れている。暴れ回ったのではなく、まるで身体に留め具でもつけられているみたいにまるで身動きが取れず、正常な動きをできなかった結果である。
ぽこぽんとの激戦、特に決着直前の極限状態――マレス自身はそれを「潜る」と表現した――によってだろう。その反動が彼を無慈悲に襲っていた。彼がまた喚く。
そう、彼は今、全身筋肉痛である。
*
「ふむ、打撲や傷はあるけど今のところそれによる重篤な症状は無さそうだね。頭を打ったって言ってたけど大丈夫そうだ」
老医が魔力の纏った手をエルの頭にかざしながら言った。その言葉を聞いたエルがそっと胸を撫で下ろす。
ここは宿屋から北東にしばらく歩いたところにあるこじんまりとした診療所だ。
「ただ、念の為しばらく休養を取った方がいい」
丸眼鏡をくいっと持ち上げて老医は言った。
エルが一礼してから待合室に戻る。
「あら、リリィどこへ行ったのかしら」
「お連れの方なら先程『綺麗な鳥!』と言いながら勢いよく外へ飛び出していきましたよ」
「はあ」
扉の横にある窓から外を眺めると、鳥と子供に囲まれたリリィがそこにいた。遠くから見たらそれはまるで鳥の餌か子供のおやつにでもされているかのような状態だった。
「それではピーさん、チクさん。次は稲妻落としです!」
リリィが大袈裟なポーズで観客を煽る。蛍光色を帯びた青色の羽をした二羽の鳥が螺旋を描きながら上昇し、頂点に達したところで急降下してみせた。
わーわーきゃーきゃーと大はしゃぎする子供たち。リリィはさながらジェントルマンのように右手を左に払っておじぎをした。
リリィの謎の特技を遠目で見ていたエルはこう思った。
「放っておいて帰ろうかしら……」
*
一日もすればマレスの身体は動かせるくらいまで回復していた。「いてて」とぼやきながらベッドから降り、身支度を整える。
階段を下りると受付の横に辿り着く。そこには既に恰幅のいい女性――レックの母がなにやら作業をしていた。
「この辺りに広くて人気のない場所ってありますか?」
マレスが聞く。冒険者の考えをよく分かっている彼女は「ああ、それなら」とテーブルの上に拡がっている村の地図の何点かを指差した。
マレスは礼を言うと、受付横の奥の部屋を一瞥してからその場所へ向かった。
「ふぅ……」
村の敷地外にいくつかある内の宿屋から最も近い広場。聞いた通り人気はない。日課の修行にはちょうどいい。
広場と呼ばれるだけあって何も無い。剥き出しの地面が味気なく広がっているだけ。唯一、広場と森の境目に直方体の石が置いてある。それだけではただの石だが、その足元に花が添えてあった。
「誰かのお墓なのかな」
墓とおぼしき石には何も彫られていない。だが、それが誰の墓であろうが問題ではない。彼は「この場所をお借りします」とだけ墓に目配せして剣を鞘から抜いた。
マレスはしばらく剣の素振りに時間を費やした。数をこなすだけではなく、丁寧に理想の型をなぞるように剣を振るう。
たかが素振りだが、心地よい瞬間がある。理想の型にはまったときがそれで、その精度を高めるために素振りは行われる。
剣が終わったら次は魔法だ。剣はそのまま構えるが今度は静止する。手から柄へ、柄から刀身へ、そして剣先へと魔力を流し、小さな水の玉を生み出す。それを素早く動かしてみたり、自在に変形させたりする。魔力制御と呼ばれるものだ。
魔力制御といえばエルだ。先日のぽこぽんとの戦いで見せたウニバリア……もとい【雫玥】は彼女の真骨頂だ。
しかし彼女はそれを悔やんでいた。この魔法は無数の雫で構成されている。制御の難易度もさる事ながら、なによりエルは外観を気にしすぎていた。故に消費も著しい。だから魔力切れを起こした。
エンターテインメントなら許されるが、彼女は冒険者だ。危険と隣り合わせの職業。泥にまみれても良しとしなければならないのだ。
次にマレスはできるだけ大きな水の玉を作り、消して、また作るを繰り返した。瞬間的に魔力を練るための練習だ。
体力があるからといって短距離走が速いとは限らないのと同じで、膨大な魔力を持っていてもそれを瞬間的に魔法として変換できるかはまた別の技術である。
と、断ったがマレスの瞬間火力は相当なものである。なぜならこの反復練習を延々とできるからだ。
剣技はウィタに及ばない。魔力制御はエルに及ばない。そんな少年が彼らと並ぶには自分だけの武器が必要だった。だから溟渤が枯れるほど彼は努力した。
だが、さらに強くなるために武器はひとつだけじゃあ足りない。常に自身をアップデートする必要があるのだ。彼はぽこぽんとの戦いを思い出し、魔力を剣に込める。
「ぐ……ぬ……」
剣が放電する。神経を集中して外へ広がろうとする雷を内側へ押し込もうとするが、まるで言うことを聞いてくれない。
ほどなくしてそれは風船が割れるようにはじけた。
「ぷはあっ! 無理! 検討もつかない!」
雷魔法の操作は困難を極めていた。勿論、彼だって現在使える魔法を覚える時は苦労した。しかし雷魔法は別種の難しさを感じていた。それは雷に対する非日常感かもしれない。
だが、これさえ会得できれば大きな武器になる。練習しない手はない。
(どうやってあのレベルに至ったんだろう)
マレスは夢の中の魔王に思いを馳せたあと、それをかき消すように頭をくしゃくしゃに掻き回した。
魔人に対して怨念以外の感情を持ち合わせることは不謹慎だ。魔人を参考にしているだなんて軽蔑されるどころではない。マレスはそれを誰にも言っていない。エルにさえ。
だが、彼にとって夢の中の魔王だけはその他の魔人と一線を画していた。「おそれ」はある。しかしそれは畏敬の念に近い。
レドリー先生は「転生とは魂の引き継ぎ」と言っていた。宿敵(魔人としてではなく刃を交える相手として)に対する敬意なのか、それとも少年マレスが純粋な強さに惹かれてしまったのか。それは彼自身にも分からない。
ふと、物思いに耽っているマレスの背後の茂みが音を立てた。何者かに見られていることに気付いていたマレスだったが、悪意は感じなかったため特に何かすることはなかった。
振り返るがそこには既に誰もいなかった。
「ここは危ないから近づいちゃダメだよ」
マレスは宿屋で受付横の奥の部屋を覗くのと同じ目で、遠ざかる気配に向かって注意を促した。
*
今日もリリィは鳥を使役して芸を披露していた。わーわーきゃーきゃーと村の子供たちはやっぱり大はしゃぎ。子供の数も昨日より増えている。
「今日もありがとうございました」
「えー! もっと見たーい!」
「鳥さんが疲れちゃうからこれでおしまいです」
ごねる子供たちを諌めるリリィ。鳥さんがそうなら仕方ないと子供たちは諦め、また別の遊び場所を求めて走り去っていく。しかし多くがリリィから離れていく中で、一人だけ近付いてくる者がいた。
「冒険者の姉ちゃん」
宿屋の息子、レックだ。
「私はリリーゼです。リリィって呼んでください!」
彼女は初対面の人間に必ずこの文言を言うらしい。あだ名で呼ばれることに意味を感じているのだろう。レックは「あ、うん」と少しだけ戸惑って聞き入れた。
「それと、私は冒険者じゃないですよ」
「でも、あの人は自分のこと冒険者って言ってたよね」
「マレスのことですか? マレスは冒険者ですよ」
「じゃあリリィ姉ちゃんはなんなの?」
「えっ、あ……それは、そのー……」
流石のリリィも家出少女と名乗るわけにはいかないことくらいは分かっている。彼女は露骨に目を泳がせる。
「た、ただの浮浪者です!」
「ふろうしゃ……?」
完全に失言だったが、聞き慣れない言葉に首を傾げるレック。多分そういう職業があるのだろうと納得したようだ。
「そ、それにしてもどうしてレックはそんなにマレス……というか冒険者を嫌いなのですか!?」
あまり追求されるとボロが出ると思ったリリィは少年に聞く。
「ぼくは……強い人がきらいなんだ」
少年は言った。
「冒険者も軍人も、勇者だってきらいだ」
「それじゃあ、私のことも嫌いですか?」
「だってリリィ姉ちゃんは冒険者じゃないんでしょ?」
「冒険者じゃないですけど、私、結構強いんですよ?」
「まさか。そんなわけないじゃん」
一笑に付すレック。リリィは悔し気に「むむむ」と顔をしかめる。付近に手ごろで壊していいものがあれば己が鉄拳を見せつけてやりたいという表情だ。
「じゃあ、お姉ちゃんは魔人を倒せる?」
「魔人ですか? さあ、どうですかね」
レックは「ほら」と鼻で笑う。
「魔人なんか消えればいいんだ」
「以前何かあったのですか?」
リリィが聞く。レックは前髪の隙間から彼女の瞳の色を窺ってから口を開いた。
「……ぼくが生まれる前、母さんが魔人に襲われたことがあるんだ」
リリィは宿屋で受付にいた割腹のいい女性を思い出す。
「お母さんはすごく怖かったって言ってた。だから、いつまで経っても魔人に勝てない人たちなんてきらいだ」
子供らしい、率直で理不尽な思考だ。しかし魔人に襲われるということがトラウマになることは確かだ。
彼らは非常に残忍で凶暴だ、と学校で教わる。どう残忍で凶暴なのかまでは教わらない。学校側も知らない。なぜなら当事者が戻ってきたという例はないからだ。
そしてそれは得てして人々が怖がるように尾ひれがついて噂されるもので、都市伝説のように我々の生活の近くにあるのに見えない恐怖として支配するのだ。つまり魔人に襲われるということは、最悪の恐怖の幻影と対面するということなのだ。
「それはきっと怖かったと思います。でも、おそらくレックのお母さんを助けてくれたのって冒険者か軍人ですよね?」
「それでもきらいなものはきらい」
「そうですか。でも、そうですね……」
彼女は言った。
「魔人はいなくなるべきです」
彼女はあどけない表情のままなのだが、黄金の瞳がくすんだように見えた。
「リリィ姉ちゃん……?」
「あっ。ああ、すみません! でもレック。嫌ってるだけじゃ魔人はいなくなりませんよ」
「問題ないさ」
レックは自信満々とばかりに胸を叩く。
「強くなって僕が魔人を倒すんだ」
「そしたら嫌いな人になっちゃいますね」
「誰よりも強くなるからいいんだ! 誰よりも強くなって、魔人を根絶やしにしてやる! そのためにこっそり修行してるんだ!」
レックはそう豪語してから「あっ」と思わず隠し事を漏らしてしまったことに気付き、広げた手で口を遮る。
「……誰にも言わないでよ」
「言いませんよ」
「リリィ姉ちゃんって変。誰にも話してないことまで話しちゃった」
マレスたちともそうだった。彼女との会話は緊張感がない。心の内側を揉みほぐしてしまうような不思議な魅力がある。
「まあいいや。ぼく修行してくるから! バイバイ!」
少年はそう言って別の子供たちのようにどこかを求めて走り去っていった。
*
そんなこんなでこの村に滞在して数日が過ぎた。近くの村人とは顔見知りになったし、リリィは子供たちの人気者になっていた。
「ばっちりだ」
マレスは肩を回したり、拳を握ったりして回復したことを確認した。エルの完治にはもう少しだけ時間がかかりそうだったが、十分動けるレベルになっていた。あと二、三日したら村を経とうか、と話をした。
「レグリアに会っておきたい人がいるんだけど」
話の途中にエルが言う。彼女の家柄的に魔術関係の知り合いは多い。ガレミアとしては勿論、冒険者としてもスキルアップのために会っておきたいそうだ。
どちらにせよ中心地であるレグリアには向かう予定だったため、特に異論は出なかった。
展望が決まったあと、マレスはいつも通り広場で鍛錬に勤しんでいた。結局、雷魔法も「潜る」ことも叶わなかったが、あの一戦以降、身体が軽くなったような感覚があった。
身体的よりも精神的な変化が大きかった。冒険をする上で安全思考は重要だが、いつの間にか身体の動きまで縛っていたのかもしれない。今はタガが外れたような身軽さをマレスは実感していた。
準備は万端。そう言いたいところだったが、マレスはひとつだけ心残りがあった。レックのことだ。
決して初日に悪態をつかれた報復を考えているわけではない。あの少年は……
カーン カーン カーン
甲高い音と鈍い音が混じった不快な音。警鐘が村の中心から響き渡った。つまり村全体を巻き込む非常事態が起きたということだ。
警鐘自体が不安を煽るものだが、マレスはそれに加えて奇妙な胸騒ぎに襲われていた。それは予知にも似た既視感だ。
「魔人が出たぞーーーッ!」
警鐘の後に叫ぶ声が続いた。
あの少年は似ていた。中途半端だった頃の、ただ漠然と強くなりたいと思っていたマレス自身に。
マレスは走り出した。
*
「えい! えい!」
レックが木刀を縦に横に振り回している。一生懸命、できるだけ疲れるように。
(さっきの鐘って警鐘? 何かあったのかな。早めに戻らないと)
レックは予定していた修行のメニューを省略して急いで剣を振った。
その終わり際のことだ。村の方向とは真逆にある茂みの奥を何者かが掻き分けて進んでいる音が聞こえた。
(やば、誰か来る)
レックは慌てて村側の茂みに隠れた。
しばらく音がした方を観察していると一人の男が姿を現した。片眼鏡をかけ、灰色の髪にベレー帽を浅く被っている。手には分厚く大きな本。そして薄紫色がよく目立つ服装だ。
しかしそれよりも目につくものが頭から生えていた。
「魔人……!」
魔人を目撃して、ようやく先程の鐘が魔人の襲来を知らせるものだと知った。
魔人が広場の中央で屈む。
すぐに迫れる距離。相手はこちらに気付いていない。少年にとって千載一遇のチャンスだった。日頃の成果を発揮し、魔人を根絶やしにするという夢への第一歩になるのだから。
……けれど足は前に進まなかった。
むしろ、見えない力で後ろに引っ張られた。一歩二歩、後ずさりしたところで足元から「パキッ」と枝が折れる音がした。
「――っ」
レックは思わず息を飲む。口を手で塞ぎ、おずおずと茂みの向こうの魔人を見た。 しかし魔人がこちらに反応する素振りはなかった。
「あぶなかった」心の中で安堵する。既にレックから戦おうなどという無謀な思考は一切無くなっていた。こんな所に留まっている場合じゃない。レックの身体が翻る。
「――えっ」
翻ったのはレックの意思ではなかった。右肩が後方へ突き飛ばされ、後から追うように左半身も回転した。レックはその時、右肩に走った冷感に気を回す余裕はなかった。結果的に、翻った身体はバランスを崩して地面に倒れていた。
何が起きたのか分からず、直ぐに立ち上がろうとする。その時、視界の端で森にそぐわない色合いをした何がが映った。白色に滲んだ透明の何か。それが光を反射している。
矢じりのように鋭く尖った氷が木の幹に突き刺さっているのだ。
つまりレックの右肩に当たったのはこれだった。皮膚が服ごと破け、血が溢れている。それを認識した途端、右肩は徐々に酷い熱を帯び、全身を回る血が加速するのが分かった。
「あ、あぁああぁぁッ! い、だ……痛い……ッ」
子供が我慢できる痛みのわけがなかった。レックの呻きが彼の居場所を明確にさせる。
ようやく顔を上げた魔人は顔色ひとつ変えていなかった。魔人は残虐で非道。現人に危害を加えることを躊躇いがない。学校で習った通りだった。
憎悪なんてものは湧いてこなかった。恐怖と痛みが心を覆い、それ以外の一切の感情を閉じ込めた。
視線が交わった。
「あ、」
『――、――――』
「だれか……」
『――――ッ!』
「だれかたすけてッ!」
叫んだところで助けなんて来るはずがなかった。魔人が出たのに、村の外まで行くなんて自殺行為も甚だしい。なにより、レックがここにいることを誰も知らないのだ。
魔人の頭上に大人ひとりくらいはある鋭利な氷が形成されている。冷笑を浮かべ、躊躇うことなく恐怖の張り付いたレックへと放った。
少年の叫びは空中を漂うだけ。
――リリィは口が軽かった。ならば彼はきっと今、どこかで隠れて修行をしているのだろうと推測できた。
レックの母から聞いた広場の位置は全て記憶していた。子供だから彼の家――宿屋から遠い場所ではないはずだ。
マレスが訓練中に感じた気配はレックだ。もしかしたらいつも修行で使っていた広場だったのかもしれない。
彼は冒険者が嫌いだ。だからその広場とはなるべく離れた場所を選ぶと予想できる。
結果、少年はそこにいた。雨で緩くなった地盤みたいに、今にも崩れてしまいそうな姿で。
『――!?』
魔人の前を火炎の壁が立ち上った。魔人は思わず後退する。
「? あれ……?」
「顔を上げて。もう大丈夫」
レックはその柔和な声に反応して、腕で顔を庇ったまま恐る恐る目を開けた。砕けた氷の結晶が地面に落ちている。
「遅くなってごめん。助けに来たよ」
男が剣を振り抜いた体勢でレックに背を向けて立っていた。炎の壁を背景に、その姿は際立っていた。
「立てるかい?」
男が端的に問う。レックは呆然と涙を垂れ流し、ふるふると首を横に振った。
「そっか。分かった。でも、這ってでもいい。転がってでもいい。できるだけ奥の方に逃げた方がいい」
レックはじっと男を見つめる。
「君の嫌いな人間を見たくなかったらね」
彼はそう言って茂みの向こうの広場へ飛び出した。やはりレックはただそれを呆然と見ることしかできなかった。
虚をつかれた魔人。燻り始めた炎の壁の向こうで、涼し気な表情を浮かべているが眼光からは怒気が滲み出ている。
『――。――――ッ』
魔人が杖をかざし、魔法を唱えた。巨人の腕のような氷の魔法が炎の壁を吹き飛ばして、その奥の敵へと伸びる。
「この日を、ずっと待ち焦がれてたよ」
彼にとって魔人は恐怖の幻影ではない。殺意の対象。因縁。少年時代にあと少しで殺されそうになったこと。そして――
氷の巨腕が一太刀で砕け散る。
「僕はお前たちを殺すために強くなったんだ」
そして、父の仇だ。
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