第69話 魔法なのか……

 【バッシャ~ーン】

「うッ、わァ~~ーー……❗❗❗」

 真夜中だと言うのも忘れ、ボクは悲鳴を上げてしまった。

 

 つい、さっきまでボクはベッドの上に居たはずだ。それが瞬時にバスタブの中へ放り込まれた。


「ま、まさか…!?

 これって……」

 本当に魔法なのか……


 びしょ濡れの身体を手で撫でつけ、自分自身を確かめた。

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