第10話 早く起こしなさいよ❗❗

「ウッワァ~~!!」

 咄嗟に、腕を振り払おうとしたが意外に彼女の掴む力が強く解放ほどけない。


「ウッ、ぐゥ……⚡⚡⚡」

 全身からパワーが抜けていく。

 まるで、彼女に生体エネルギーを奪われるようだ。


《何、トロトロしてンのよ!

 早く起こしなさいよォ~❗❗》

 美少女は、当たり前のように命じた。


「え……!? あ、はい……

 ゴメンなさい!」

 ナゼか、ボクはペコペコと謝ってしまった。

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