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とりあえず何か分かるまで


自宅で待っててという


彼の兄の言葉通り


バイト先にお母さんとお姉ちゃんが迎えにきてくれて


車に乗り込んだ


誰の声も聞こえなかったのに


車で流れてきたいつも聴いている曲の歌詞が

亡くなった彼が言っているような気がした



〜 ごめん ごめん 君を守れなくて 幸せに


ごめん ごめん 忘れてくれよ 辛いけど


二人 永遠を誓った あの約束は


守れないまま ごめんね 〜



お母さんとお姉ちゃんの泣いている姿


本当に本当なんだって思い知らされたようで


あたしの心は暗闇に包まれて


何も感じられなくて泣くだけだった




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