第1話 それは突然


ある夏の夕方


安定した仕事を辞め、

バイト生活をしていた私


彼のお母さんから着信があった


「Aちゃん、Aちゃん...


B(私の彼)が死んじゃったの..」



泣きながら言われたこと


意味がわからなくて


何を聞き返しても泣きごえだけ


彼の兄が途中で出てくれて


もう一度彼が亡くなったことを聞いた



それからの私は


ただただ泣き叫ぶだけだった


バイト先の休憩室から店内に響くくらい


酷いものだったと。




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