ももた郎

花見和ノ如く

season1第1話桃太郎が拾われなかった話。

昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。



ある日、おばあさんは洗濯機で洗濯をしていました。

おじいさんは山で自動大木伐採機の調子を見ながら地球温暖化を進めているので、おばあさん一人です。

洗濯をしながら近くの川を「結構コンクリートになったな」と眺めていると…。


鈍bra言ドンブラゴン丼ブラ個ードンブラコーと、大きな大きな桃が流れてきました。


「あっ。うち桃みんな嫌いだから拾わなくていいや」と、おばあさんはシナリオ自体を無視し、その桃を無視しました。

桃は「あれ?拾いに来ないな」と思い、もう一回流されてみました。


「ああ…!今日の天気は桃かしら!?マジ?ヤベ!!」とおばあさんは独り言を呟きました。誰かに「おばあさんが言う台詞じゃねえだろ!」と突っ込んで欲しかったのですが、一人なので寂しい一言に終わりました…。


桃は、まだ来ないことを不思議に思いました。

其処で取り出したのは…

「トゥットゥトゥー!!!!!とう…」

 ドカッ

桃はナレーターに殴られました。

………ふざけすぎたな。真面目に行こう。桃は堅く誓いました。

「そうだ!明日キビダンゴをあげるよ!」

ナレーターは機嫌が良くなりました。



そして桃は盗聴器でおばあさんの3言を聴きました。

「何!!話が違う!?」

今度はそのまま流されてゆきました。

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