音楽の捧げ物の召喚
オドラデク
第1話
宇宙をお菓子の錬金術で溶かそうよ
重力の天使が詠うエチカ
君の心臓を何度でも穿ち
夢の中で心の雫に口づけする記憶
コギトスクロールが紡ぐ断片
永劫回帰の葬送曲
私を七重の皮膚の孤独から救ってほしい
音楽の神々の自殺は許されないの?
幽霊になってでもあなたは私の声を聴きに来る
扉の中にしまわれた獣
おもちゃ箱に隠された情欲の芽
光速を拾いつつ落下する人間関係に興味はなく
壁に広がる無重力の自然に断罪の憧れを抱く
闇に滅する星々の鏡
春夏秋冬に沈む夢花火
生命の破滅に郷愁の符号を重ね
田園の凶器に改宗の色調を派生する
機械的な殲滅に創造の私を錬成し
遅れてやってくる正義の荒廃が神性を遣わす
意識の果ての彼岸的な症候を愛の妄想に放射し
私の存在を銃声の血液で流出させよう
それが明日なき欲望の怨嗟、過去の世界の増殖の
汚染されたエピローグを召喚する瞳になる
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