第100話 妾の怒り

「美波さん…」


「大丈夫。大丈夫よ。」


私たちは埠頭内の施設に逃げ込み、事務室らしき部屋の中に立て籠もっている。

状況は最悪だ。バディの寝返りによりアリスちゃんがトラップスキルを受けてしまった。それにより視力、体力、スキルが奪われた。頼みだったアリスちゃんの魔法は使う事が出来なくなってしまい、私たちの戦闘手段は完全に絶たれた。

敵に包囲され激しい暴行を受ける状況の中なんとかアリスちゃんを連れてここまで逃げて来たがもう限界だろう。相手はスキルを使っていなかったとはいえ男8人からの暴行により相当なダメージを負ってしまった。

もう私が出来る事は1つしかない。


「アリスちゃんはここに居て。私がなんとかするから。」


「ダメです…美波さん…行かないで…」


「アリスちゃん。私はあなたの事大好きだったわ。楓さんによろしくね。そして…タロウさんの事頼んだよ。」


「美波さん…!美波さん…!!嫌だ…!!!」


アリスちゃんの悲痛な声を後にして私は部屋を出た。




『あの娘を置いて来てよかったのか?』


ノートゥングが私に話しかける。ノートゥングが外に出ているのはダメ元でノートゥングを召喚したからだ。当然協力はキッパリと断られた。


「ええ。アリスちゃんは大丈夫。」


『貴様が敗れれば貴様もあの娘も彼奴らの奴隷になるのだぞ?』


「それならきっと大丈夫。楓さんのゼーゲンは奴隷に堕ちる事を免除される。タロウさんと楓さんが負ける事はありえない。それならばアリスちゃんを救えるはず。」


『それならば貴様も大丈夫であろう。あの女のゼーゲンは解放済み。なら2回分免除される筈だ。』


「それは無理だと思う。そもそも使用者じゃなければ多分ダメなんだから。それを捻じ曲げようとして2人は通らない。1人ならタロウさんと楓さんがなんとかしてくれる。」


『ならば貴様は奴隷に堕ちるぞ?先程のような暴行では無く性的暴行を受ける事になる。』


「アリスちゃんを守れるなら私は構わない。」


『貴様が妾に頭を下げ、バルムンクを殺す事に協力すると誓えば助けてやらんこともないのだぞ?』


「あなたに頭を下げるだけならいくらでも下げるわ。でもバルムンクを傷つける事には協力しない。タロウさんを傷つけさせない。」


『そんなにあの誑しが大事なのか?理解できんな。』


「大事よ。だって大好きだもの。バルムンクの事も大好き。」


ノートゥングは美波の発言に呆れ果てている。もう話す事など無い、そう思い姿を消そうとした時ーー


「そしてあなたもよノートゥング。」


『…何?』


その言葉の意味が分からずノートゥングは美波へと向き直る。


「あなたは私が嫌いだと思うけど私は大好きよ。」


『クク、妾の機嫌を取って助けてもらおうという腹か?』


「ううん。私の本心。大好きだからこそバルムンクを傷つけるのはやめて欲しいの。」


『貴様は何を言っておるのだ?妾の事が本当に好きなら協力しようとするのが普通では無いか?』


「あなたとバルムンクの間に何があったのかはわからない。でも…そんなの悲しすぎるじゃない…争うだけなんて…悲しすぎるわ…」


そう言いながら涙を流す美波を見てノートゥングは戸惑いを隠せない。


『貴様は本当に何を言っておるのだ…?』


「だって…!!私たちは女の子じゃない!!生まれる場所が違うだけで同じ女の子なのよ!?意味も無くファミレスで喋ったり、買い物に行ったり、恋の話をしたり、きっとできたわ。バルムンクと友達にだってなれたはずよ。」


『馬鹿馬鹿しい。話にならん。』


「私もあなたと友達になりたかった。」


『…は?』


「あなたの事をもっと知って、お互いの悩みを相談したり、恋の相談とかをしたりしたかった。」


『ーー』


「ううん、私は友達だと思っている。あなたを友達だと思っているからバルムンクとの争いをやめて欲しかったの。せっかくここで会えたのだから分かり合って仲直りをさせたかった。」


ーーその時だった。一階から轟音が聞こえる。


「…ドアが破られたのね。」


私は一階へと走り出す。まだ勝負を諦めたわけではない。勝つ道筋を見つけて見せる。


一階へ着くとドアの1箇所が破られ男が1人浸入していた。


「ヘッヘッヘ!俺様が一番乗りか!!」


その男は2m近い長身でプロレスラーのような筋肉質な体型をしている。スキル無しの私ではどうひっくり返ったって勝ち目が無い。でも諦めない。絶対に諦めない。


「可愛い顔を殴られちまって可哀想になぁ。俺様がたっぷり慰めてやるからな。ヘヘ。」


「甘く見ないで!!まだ勝負は着いてないわ!!」


私はラウムから剣を取り出し男を迎え討つ。勝てるとしたら油断をしている今しかない。私はそのまま男を斬りつけるが男の腕を軽く切っただけに終わってしまう。

そしてその行動が男の逆鱗に触れる。


「テンメェ…!!俺に傷つけるをつけるとはどういう了見だァ!?女の分際で!!」


男の身体から金色のエフェクトが発動する。そして男は超人的な速度で私の前に現れ、そのまま私のお腹を蹴り上げた。


「がっ…はっ…!!」


その反動により美波は後方へと吹き飛ばされる。

あまりの激痛によりのたうち回っていると大男に足を掴まれそのまま逆さ吊りにされる。


「は、離して…!!」


「また逃げ回られても面倒だからな。どうせ顔と穴がありゃあいいだろ。足切っちまおう。」


大男は床に落ちている美波の剣を拾い、振りかぶる。


「や、やめてよ…」


「一本は残してやるよ。」


大男が振り上げた剣を振り下ろす。


「イヤァァァァァ!!!」















ーーバチン














バチンという音とともに美波が床へと落下する。


「いっ…たぁ…」


美波は自身の足を確認する。大丈夫、両方ちゃんとある。

何が起こったのか確認する為に大男の方を向くとそこにはノートゥングが立っていた。


「て…テメェ…”具現”を使ってねぇくせに何で俺に触れられんだ…!?」


大男が驚愕の表情でその動きを止めている。

美波には理解が出来ない。どうしてノートゥングが私を助けたのか全く理解出来なかった。


『…先程貴様が言った事、でまかせではあるまいな?』


「え…?先程って…?」


『…妾と友になりたいと言った事だ。』


「う、うん!でまかせじゃないわ!!」


美波はでまかせでそんな事を言ったりしない。全て本心だ。ノートゥングへの想いに偽りは微塵も無い。


『…妾は『あいすくりいむ』とやらが好きだ。後で食べさせよ。』


「アイス…?どうやって…?」


『貴様が食べた物は妾が食べた事と同じだ。味ははっきりわかる。』


知らなかった。そんな便利な状態だったのね。


「わかった!美味しいアイスを食べさせる!」


『…約束してやる。あの誑し…タナベシンタロウに手は出さん。バルムンクにも攻撃しない。』


「ほ、本当に…?」


『妾は嘘は吐かん。…ミナミ、身体を貸せ。妾が終わらせてやる。』


「いいの…?」


『…友の頼みを聞かんわけにはいくまい。』


「ノートゥング…ありがとう…」


美波の目から涙が溢れる。本当はもう諦めていた。もう2度と慎太郎に会えないと思っていた。辛かった。苦しかった。でも…希望が繋がった。


美波はノートゥングに身体の所有を明け渡す。


ノートゥングが美波の身体に憑依し、金色のオーラが輝きを増す。


「ククククク!痛い、痛いではないか!!妾が痛みを感じるなど記憶に無い程だぞ!!…これだけの事を貴様らはミナミに…我が友にしたのだな。」


ノートゥングが憤怒の表情を浮かべ、大男を殺意の篭った目で睨みつける。

ノートゥングの圧に大男は怯むが大声を出してそれを振り払う。


「調子に乗るんじゃねぇよ。!!そんなボロボロの身体で俺にーー」


大男の頭が吹き飛び床に転がり落ちる。


「あと7人。我が友を傷つけた恨み、貴様らの死で償わせてやろう。」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





埠頭エリアでの戦いは佳境を迎えていた。

8人いた敵バディたちは残り3人。美波たちを包囲し、狩る側の人間だった男らはノートゥングの参戦により一気に狩られる側の人間に成り下がった。

生き残った3人は美波たちが潜伏していた施設から命からがら撤退し、夜の埠頭を彷徨っていた。


「ひいっ…!ひいっ…!どうなってんだよ!?俺はイイ女を好き放題できるって聞いたからこの話に乗ったんだ!!それが何だこりゃあ!?5人がブッ殺され、俺たちも必死に逃げ回ってる始末だぞ!?何が無抵抗だから安全だよ!?アルティメット使ってんじゃねぇか!!」


「知らねえよ!!俺に言うなよ!!こっちだってわっかんねぇよ!!」


「大体からしてあの女の強さ何だよ!!普通じゃねぇだろ!?アルティメット持ちが束になってかかってみんな首撥ね飛ばされちまってんだぞ!?」


「だから知らねえってんだよ!!」


男たちに余裕は無い。ノートゥングの絶対的な強さを見せつけられ、男たちには苛立ちが募っていた。


「仲間割れか。見苦しい事この上ないな。」


言い争いをしていた男たちに戦慄が走る。過度の緊張状態により口の中が乾き、喉奥の粘膜が固まって声が出せなくなる。

男たちが声の方へと振り向くと、高台から自分たちを見下ろすノートゥングと目が合う。絶世の美女である相葉美波とノートゥングが満月を背景に重なり、その美しさを一層際立たせる。普通の者ならその圧倒的なまでの美しさに感動を抱いているだろう。だが彼らにとっては自分たちの命を狩り取りに来た死神にしか見えなかった。


ノートゥングが高台から飛び降り、男たちの前へと近づく。その命を終わらせる為に。


「ま、待ってくれ!!俺はアンタのバディじゃないか!!頼む!!勘弁してくれ!!俺はコイツらに言われて嫌々やっていたんだ!!」


「テメェ!!裏切る気か!!」


「黙れ!!俺はお前らの仲間じゃない!!」


男は助かる為に必死にノートゥングに訴える。ほんの数秒前まで仲間だった者たちを裏切って必死にすがりつく様は滑稽だった。


「ほう!貴様はミナミの仲間だと申すのか?」


ノートゥングは興味深そうに男に尋ねる。


「そうだ!!だから、勘弁して下さい!!この通りです!!」


「それにしては不思議だな。貴様はあの娘を罠に嵌め、それを助けようとしたミナミの事を楽しそうに殴っていたように見えたのは妾の気のせいか?」


「それは…つい出来心で…へへ…!!」


「出来心か。」


「はい!!出来ーー」


男の首がノートゥングの手により撥ね飛ばされた。


ノートゥングは鬼のような形相になり怒りを露わにしている。


「この卑しい豚が。勘弁してくれだと?ミナミを苦しめた罪がどの程度かわかっておらんようだな。その命を終わらせるだけでも生温いのに勘弁するわけなかろうが。」


逃げ場の無い男たちがその光景を見て恐怖におののく。


「ヒイッ…!!ゆ、許して下さい!!お願いします!!」


「な、何でもします!!だからどうか!!」


だが命乞いも虚しく男たちの首が宙に舞う。


「五月蝿い。黙っていろ。」


転がっている男たちの頭をノートゥングは左手で払って粉砕する。


「チッ…!もう全員殺してしまったか。腹の虫が収まらぬが仕方あるまい。」


ノートゥングはアリスの元へ戻ろうと歩き始める。しばらく歩くと、地を這って前進して来るアリスと遭遇する。


「はあっ…!はあっ…!」


「…何をしている?」


目が見えない、身体の自由も効かないアリスが這ってここまでここまで辿り着いた事にノートゥングは驚きを隠せ無かった。

美波の身体から発せられている声ではあるが視覚以外にもあらゆる能力を封じられているアリスには気配でしか判別できない為ノートゥングが居るという事しか理解できない。


「美波…さんを…1人で行かせるわけには行きませんから…!!」


地を這う事により擦り切れ、血塗れになったアリスの腕を見てノートゥングは心に熱いものを感じた。


「お前もミナミの事が好きなのだな…」


「当たり前…です…」


「安心しろ。もう敵はいない。妾が全て葬った。ミナミの身体を妾が使ってここにおる。ミナミも無事だ。」


「ほ、本当ですか…!!良かった…本当に良かった…!!ありがとうございます!!ありがとうございます!!」


「…礼などいらん。妾は…友の為に戦っただけだ。当たり前の事をしただけだ。」


ノートゥングが少し照れくさそうにアリスに言うがそこは剣王ノートゥングだ、表情には出さない。


「おい娘…いや、アリス。ミナミに伝えておいてくれるか?」


「何を…ですか…?」


「すまなかった。妾がもっと早くに力を貸していればお前を苦しめずに済んだのに。本当にすまなかった。…そう伝えてくれ。」


「わかりました。でも…美波さんはそんな事気にしていないと思います。あなたが力を貸してくれた事を嬉しく思っているだけだと思います。」


「そうか…フフ。」


初めてノートゥングは笑顔を見せ消えていく。


そして美波へと身体の所有権が戻る。


「…ちゃんと聞こえてるわよ。ありがとうノートゥング。」


美波はノートゥングと打ち解けあえた事に嬉しさを感じていた。

だが、


「痛たたたぁ…腕が酷い筋肉痛みたいになってる…身体中痛いし…ノートゥングにもっと大事に使うように言っておかないと…」


「美波さん…?いるんですか?」


「アリスちゃん!こんな所まで出て来て…ダメじゃない…」


「美波さんを1人で行かせるわけには行きませんから。もし死ぬとしても私も一緒です。美波さんを1人にはさせません。」


「アリスちゃん…もぅ!そんな可愛い事言ってると襲っちゃうからねっ!」


「ふふふっ!」


ブラックアウトが始まり周囲が闇に包まれる。


「リザルトですね…タロウさんと楓さんは大丈夫でしょうか?」


「あの2人が負けるわけないよっ!必ず会える!!信じよう!!」



私たちは闇に包まれリザルトが始まる。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






「もう大丈夫です。降ろして下さい。」


楓さんに促され俺はお姫様抱っこ状態を解消する。めっちゃ柔らかいし良い匂いだったけど仕方無い。


「まだ誰の姿もーー」


「タロウさんっ!!楓さんっ!!」


後ろを振り返ると美波とアリスがこちらへ走って来た。


「美波!アリス!良かった…無事だったんだな…」


「ノートゥングが助けてくれたんです。ノートゥングと打ち解ける事ができましたっ!」


「そうか。本当に良かったよ。」


「私は味方であるはずのバディの罠に嵌ってしまって魔法を封じられてしまったんです…美波さんに迷惑かけてしまって本当にすみませんでした…」


「アリスちゃんのせいじゃないよっ!まさか味方が裏切るなんて思わなかったし…」


「ちょっと待て、美波たちもか?俺たちもなんだ。」


「えっ?」


「私も味方である筈のバディのトラップスキルで動きを封じられたの。」


俺たちだけじゃなくて美波たちもなんて絶対おかしいだろ。完全に嵌められたとしか思えない。


ーーその時だった。闇からツヴァイが現れる。


『遅れてしまい申し訳御座いませン。只今よりリザルトを始めさせて頂きマス。』


「おい、これはどういう事だ?どう考えてもおかしいだろ。今回は説明してもらうぞ。」


流石に黙っているわけにはいかない。今回は結果としてみんなが生き残れたが一歩間違えば全滅もありえた。完全に運営が糸を引いている。みんなの命がかかっているのに笑って済ますわけにはいかない。


『それについての御詫びをさせて頂きマス。今回はシステムの不具合によりタナベシンタロウサマのクランにだけ不利益が発生してしまいましタ。誠に申し訳御座いませン。』


「不具合って話じゃねーだろ。俺たちの情報がダダ漏れってだけじゃなく罠まで張ってやがったんだぞ?」


『タナベシンタロウサマ。今回の件は何卒不具合という事で御納め下さイ。二度とこのような事は起こしませン。』


「いや無理だろ!?俺たちは死にかけたんだ!!筋の通らない理由で納得なんかできるかよ!?」


『当然其れ相応の御詫びをさせて頂きマス。タナベシンタロウサマ、セリザワカエデサマ、アイバミナミサマにはゼーゲンを1本ずつ差し上げまス。』


「ぜ、ゼーゲンをですか!?」


口止めにそこまでするって事か。最初から俺たちを全滅させるつもりならわざわざそこまでする必要は無い。ハッキリ言ってしまえば俺たちはどんな扱いを受けても文句を言う資格は無い。運営の気分1つで命運は決まってしまう。それでもゼーゲンを渡す程の謝罪を示すという事は運営内部で何かの争いでも起こったと考えるべきだろう。それならゴネるだけゴネとくか。


「アリスには何でなにも無いんだ?」


『申し訳御座いませんがユウキアリスサマはマヌスクリプトを御持ちデス。そうなるとゼーゲンはもう持つ事が出来ないのでス。我々ではグリモワールとマヌスクリプトに関与する事が出来マセン。』


うん、何言ってるか全然わからん。要するにアリスにゼーゲンは無理って事だろ。それならば違うモノを引っ張るしかない。


「でもアリスに何も無しってのは筋が通らない。」


『ではスキルアップカードを1枚でどうでしょうカ?ここまでがワタシに与えられた権限の限界デス。』


ここまでが限界だろうな。


「アリスはそれでいい?」


「私は全然構いません。」


「楓さんも美波もいいかな?」


「私はタロウさんの考えに従います。」


「私もですっ。」


みんなの同意を得られたのなら問題無いな。


「ならそれで構わない。」


『有難う御座いまス。ゼーゲンは次回のイベントから標準装備されマス。スキルアップカードに関してはマイページにていつも通り入れておきまス。申し訳御座いませんが事後処理が残っておりますのでこれにて終了とさせて頂きマス。御機嫌よウ。』



ーー闇が深まり現代へと転送されていく。


バディイベントが終了を迎えた。






















『ふふっ。ドライはこれで失脚、そしてタロウたちにはお詫びと称して堂々とゼーゲンを渡す事が出来た。これでまた一歩近づいた。あぁ…早く…早くーー』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る