転生したら失敗しました
松宮 幸
第1話
「突然ですが、あなたは死にました」
唐突に伝えられた一言。
彼女は僕を見据えながら言う
「転生、しますか?」
「は?転生?異世界に?」
「はい。」
え?何この漫画的展開!?
絶対する!するに決まっている!!!
「はい!したいです!」
「では職業を選んでください、その次に選んだ職業の中からチートアイテムなどを選んでください」
「あ、はい。」
職業は、勇者、賢者、魔法使い、剣士、武闘家、ヒーラー、忍者(クノイチ)などがあった
(うーん、これは今後に影響してくるからよーく考えないと…)
「えーと、じゃあ勇者で」
「では、これらの中から一つチートアイテムを選んでください」
「え?えーと…すみません、これってなんですか?」
そこには全能力解放と書かれている紙が置いてあった
「それはあまりオススメしませんよ」
「どうしてですか?」
というか、この空間に慣れつつある自分がいる…。
「それは全能力解放(ブレイカー)と言って戦った相手の能力の数百倍以上に引き出して自らが使う技なんです」
「なにそれ!?めっちゃいいじゃないですか!?」
「しかし、下手すると命を落としかけないんです」
は?これを選べば確かに無敵にはなれる
だが、使えば命を落とす?
なにそれ?なんていうクソチートアイテム?
それでも、諦められない…!!!
「小分けして使えないんですか?」
「できますよ」
「できるんかい!」
はぁ、なんなんだよ。
まぁいいや。これで異世界転生できるんなら安いもんだろう
「じゃあ行きますよ」
「あ、はい。お願いします」
こうして僕の異世界生活が始まった
さらば、リアル!
おはよう!異世界!
さぁ!異世界生活の始まりだー!
「お、着いたみたいだな」
ん?誰の声だ?とても可愛らしい声が聞こえてきたような…
もしかして…
「あー、あー、僕。僕です」
やっぱりかー!!
やっぱり僕!?僕なのか!?
「にしても、ここ。村の…中?
村人が怯えているような…」
それから数分。
何かないかと探していると井戸を見つけた
その井戸で自分の姿を見てみる
そこに映っていたのはーー。
転生したら失敗しました 松宮 幸 @pokemon812
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