カクヨム・ラブストーリィ

長束直弥

第1話 ❤マーク

「ありがとう、ツカナガ君!」

「何が?」


「わたしが初めて書いたWeb小説読んでくれたんだよね!」

「えっ!? どうして読んだってわかったんだよ?」


「だって、一話一話に読んだっていう足跡が残されていたよ!」

「ん……? 何のことだよ?」


「❤マークを押してくれたんじゃないの……?」

「ああ、あれかぁ……、押すのに勇気がいったけど――どう思った?」


「うん、凄く嬉しいよ! ――応援してくれてありがとう!」

「ああ……、そうかぁ……。オレ、勇気を絞って自分の気持ちに素直に、❤マークを応援だけじゃなく別の意味込めて押したんだけど……」



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