第2話 言葉の意味
僕はお腹が空きいつも通り最寄のコンビニへ行き入り口の反対側のお弁当コーナーに行き唐揚げ弁当と一応体に気を使いサラダ、そして飲み物を持ちレジに向かう、お金を払いレジ袋片手反対の手にスマホを持ちコンビニを出てスマホを見ながら薄暗い道をゆっくりと歩くいつものつまらない日常、だったのだが
「んっ!眩しい!」
瞬間移動したかのように僕の目の前に光輝く門が現れた。
門全体は白く光り輝き薄っすらと巨大な天使の羽のようなものも見えるそして門の間は虹色に輝くワープゲートのようになっている、驚きと動揺が隠せなかった僕は声も出ず自然と少しずつ後ろに下がっていっていた。
その時、ゲートの中から人の左足と右手が出てきた
「え、、、」
僕は自分の目を疑った
ゲートの中から行方不明になっていた僕の唯一の親友"主前警後"が出てきたのだ
「なんでお前がそこから出てくるんだ、、この門はなんなんだ、」
「すまない、、」
警後はうつむきながらその一言だけ言った、僕と目を合わせたく無いように見えた。
その時だった
周りのものがガタガタ動き出し小さなものから浮かび上がり回るように上昇していく、僕はなにが起こっているのか分からず上を見上げると僕の真上に真っ黒な円が周りにあったものを吸い込みながら浮かんでいた
「ぶ、ブラックホール?!」
円の中はおそらく警後が出てきたゲートのようにワープゲートのようになっていると思うが暗すぎてなにも見えなかった。
だがそこまで吸い込む力はあまり無くなんとかすれ逃げれそうなほどだった
「重そうなものにしがみついてすいこまれないようにしよう」
そう思った時真っ暗な中から真っ黒な巨大な手が出てきて僕を掴んだ
普通じゃあり得ない状況だが何とか無事を確保しようと努力していたが恐怖と驚くのままなにも抵抗できず僕は真っ暗なゲートの中に吸い込まれていった
「んっ!ここは、、」
駿は出入り口のない真四角の部屋にいた、その部屋は薄暗く壁一面に緑色で光っている数字や英語見たことも無い文字などが隙間なく写っていた
駿は周りを見渡していると体が少しずつ消えていっていることに気づいた
「な、何だこれ、、」
瀧澤駿
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性別 男
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年齢 17歳
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身長 172cm
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転送番号 2700
「何だこれ?!頭の中に俺のプロフィールが入ってくる、けど転送番号って何だ?」
駿の目の前は真っ暗になった
「データ化完了」
機械のような声で謎の言葉が頭の中に入ってきた、そして同時に駿は記憶を失っていた。
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