第52話 母へ
ずいぶん日記がとびとびになっていますが、私は最近、あまり眠れません。昨夜は2時半からずっと起きていました。ちょうど今日が訪問看護の日でした。私は寝ていないからか、体調が非常にわるかったです。熱が出ているかも、というだるさやのどのつまりのような感じ。私は熱を計りましたが、平熱であれ?という感じがしました。どうしてもあめかキャラメルが欲しくなりました。買いに行けない私は初めて看護師さんに訪問時についでにキャラメルを買ってきてもらいました。なんでも良いですと言いました。ふつうの昔からあるキャラメルを買ってきてくれました。母親が好きなものでした。私は、お母さんどうしてるのと悲しくなりました。こんな時にあなたが居たならと久しぶりにセンチな気分でいました。でもやっぱり会えない。私の中であなたは生きていて、私の寿命が尽きるときに、もう一度あなたの元へ行きたいのです。そんなことを思いました。
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