Middle 05
ScenePlayer―――恭恵愛心
マナ:では井上さんが逃げた図書館にたどり着くと、どうやらそこが脱出場所らしく、井上さんが妨害してくる。というシーンですね。
つばさ:おっす!
マナ:全員登場をお願いします。
仰倉:(ダイスを振る)10増加! 侵蝕率70。
マナ:私も10が出てしまった。63へ。
つばさ:2増加して73。
田中:侵蝕率1増加で55。田中の省エネがやばい。
つばさ:「いちに、いちに! わっほどけた!」
NPC/陸:「ほっ。そういえば井上さんっていつも図書館にいるよね」とふと思い出してつばさに話しかけます。
つばさ:「たしかに。当番のとき、よく見かけるかも」
NPC/瑞希:「逃げた方向も図書館だったし、行ってみる価値はあるな」
NPC/陸:「もしかしたらそこに何かヒントがあるかもね。行ってみよう!」
マナ:「ええ、そうしましょう」
田中:図書室に着きました。ガラッと勢いよく扉を開きます。「おおー図書室! 初めて入ったわ!」
図書館は桃色の灯りが一際集中している。気が付くと蔵書は全体的にピンク色の背表紙のものとなっており、また薄い本が多く見受けられる。
つばさ:「確か、井上さんがいつも座ってる席は奥の方の、日本文学の棚の近くだったな」
田中:「へーどれどれ。って全部ピンクの薄い本しかねーじゃん」
つばさ:「蔵書の分類番号が全部801に!」
仰倉:「801……? 893みたいな隠語か?」
マナ:「肌色の割合が多いわ……」
つばさ:「井上さーん!」と呼びながら奥の棚の方へ歩いていくよ。
仰倉:いつもの席に井上さんが座っている(ことにした)。
マナ:座ってんのかい!!
つばさ:「それ大相撲名鑑じゃない?」
マナ:井上さんそんな趣味まで?
つばさ:肌色の割合が多いといえば大相撲名鑑ですよ。
マナ:「気をつけて。何をしてくるか分からないわ」
仰倉:(井上)「よく来たわね」パタン、とピンク肌色の本を閉じる。「ここは私の”理想郷”よ。何をしに来たのかしら」キラリと逆光眼鏡が輝く。
田中:「よお、井上。俺たちここから出たいんだけど、出してくんねーかな?」
つばさ:単刀直入。田中便利。
田中:(井上)「ふふふ、残念だけどまた研究は終わっていない。まだ相関図は完成していないのだから。私は壁になり、これからも観察を続ける」
マナ:ダメだなこの人。
つばさ:楽しそうだなー井上さん。
田中:(井上)「あなたたちはこの空間で、一生を過ごしてもらうわ。さあ、踊りなさい青き蕾よ……『
つばさ:やったね!
NPC/陸:「そ、そんな、今日は父さんにおいしい豚汁を……うっ頭が……」
NPC/瑞希:「だ、大丈夫か陸! う、体が勝手に⁈」
NPC/陸:「瑞希君……」陸が瑞希に壁ドンするよ。壁(井上)|瑞希←陸ね。
つばさ:井上さん壁になってた(笑)
マナ:(井上)「瑞希君はちょっと相手にしっくりきてなかったから色々実験しないとね。お次は陸君とくんずほぐれつして少し黙って見つめあっててくれる?」
NPC/陸:ワロタ。ここで放置(笑)
マナ:これで瑞希のロールプレイせずに戦闘に集中できるね!
田中:なるほど。これで瑞希と陸が戦闘に加われないのか!
仰倉:戦闘中ずっとやってるのね(笑)
つばさ:なるほど! 頭いい!
マナ:ちなみに学校が隔絶されて井上さんの思い通りの空間になっているのは《虚実崩壊》の力。
つばさ:「陸、ちょっと顔が近いぞ……。なんだか顔が熱くなってきた」因子の力によって頬が染まります。
マナ:あ、本家キタ。
つばさ:井上さんの因子だから!
つばさ(のPL)はオルクスの因子の力で空間を支配する能力者。ハーツ本編でもいろいろと支配していた。
マナ:(井上)「あなたたちも徐々に分かるわよ。たとえばこんな感じでね」と《歪んだ囁き》を使用。対象は(ダイスを振る)つばさです。
つばさ:私か! なにされちゃうの? ドキドキ。
マナ:《歪んだ囁き》は対象の持つロイスの感情を変えてしまうEロイスなんだけど。どれを変えようか。
つばさ:お、おにいちゃーん! ちなみに今のロイスはDロイスと鷹臣「幸福感/偏愛」、瑞希「友情/困惑」、陸「友情/不安」、オクラ「同情/苦手」、マナ「連帯感/困惑」。
マナ:面白そうなのは、仰倉のロイスを純愛とかにしてみるとか。
田中:いいね。
マナ:じゃあ仰倉へのロイスを「純愛/偏愛」にしよう。「元気娘と不良のカップリングも結構好きなのよねぇ」
つばさ:オーノー!
田中:雑食(笑)
つばさ:ほんと(笑)ふとした拍子にオクラの手に触れてしまって「あっ……ごめん///」って赤くなるね。
マナ:確かに純愛。
つばさ:でっしょー!
田中:(井上)「はああ尊い……神様ありがとう」
マナ:偏愛が表の方が面白かったかのう……。
つばさ:「なんでだろう、仰倉の細く整えられた眉毛を見ていると、ドキドキしてくる……」
仰倉:そこ(笑)
田中:井上さんは「ふふ、それじゃあ始めましょう。みんなで楽しい世界を創りましょう!」と宣言したのち、瑞希と陸の壁ドンを見て「尊い……」と手を合わせてから、戦闘態勢にはいるよ。
マナ:「(ちょっとキャラクターが被るわ……不愉快)」
つばさ:確かに(笑)オクラへの純愛は戦闘中に発揮致しますわ! ごめんねお兄ちゃん!
田中:「ミッキー! 桜坂! よーし、あの二人がチューする前に片付けるぜ!」背中に背負っていたライフルをサッと取り出して構えます。
つばさ:そんな物騒なもん背負ってたのかよ(笑)
仰倉:「変なもん見せられたくないからな、すぐにぶっ飛ばしてやる」
つばさ:「そんなに急がなくてもいいんじゃない?」
田中:冷静! これがハーツ本編のヒロインですよ!
マナ:本家キタ。あ、あと次クライマックスだからロイス埋めといたほうがいいよ。私はもう埋まってるからの。
仰倉:やべえ取ってない。
田中:取ってなかった。Dロイスの他に、瑞希、つばさ、マナ、オクラと井上、陸に取って6個。
仰倉:Dロイス、マナちゃん、舎弟、田中に陸と瑞希と井上に取って埋まった。
つばさ:田中に「連帯感/不信感」。チャラいから。これで7つ!
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