月と地球が僕らを置いてどこかへ逃げた

とさか@再開

タイタンにて

プロローグ的

 2004年6月30日近くの人々へ


 皆が歓喜した時、宇宙開発の大きな第一歩。

 当時の宇宙研究の中で立派に活躍してくれた土星探査機「カッシーニ」

 この時代に生まれた人ならば、聞いたことがあると思う。

 だがもう一つの「探査機」はどうだろう。


「カッシーニ」により投下された、小型探査機「ホイヘンス・プローブ」を聞いたことがある人は宇宙関係者以外いない気がする。

 それは何かというと、カッシーニから切り離されたもので「タイタン」の地質を調べるための機械。タイタンというのは「土星の第6衛星」のこと。昔は生命があったとかなかったとか......。色々諸説はある。


 時は過ぎ今現代2300年の技術はとても大きな進歩を遂げた。

 そして、まだ未完成のタイタンへ足を運ぶことになった。その最新技術を駆使し、謎を解く。なんとも巨大な宇宙船「T-BSα」に乗って............。




 ※ここから本音ゾーン



 まあ、堅苦るしい文章になってしまったけど、私はただ、ただ......2300年での宇宙旅行を楽しみに来ただけ!!

 地質調査は中身がうっすいカスみたいな政府に指示されただけ。いっそのこと、星をまたいでどこにでも行ってやろう。

 

 そしてタイタンの研究は、展望台にいる、とーっても賢そうな研究者がやってくれます。

 さてさて、限りのない宇宙でめいっぱい遊んできましょうか!!!楽しみだ!!



 


 宇宙にいるせいでよく分からないが多分、2340年ごろの美しい私より。


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