恋する乙女、もしくは邪魔者を砕く無慈悲な蹴り
§
前略。隆文さん、今日は雪の下に黄色い雪生がいたのです。
その巫女は、黄色い目がくりくりと可愛くて、白地に雪生花の柄が刺繍された綺麗な振袖を着ていました。
それで、そこですぐ、絵に描いてあげたら、まじまじと私の手元を見つめてきて、もうかわいくてかわいくて、かわいかったんですよっ! ほんとうに、ほんっとうに、かわいかったんですよっ!
あ、雪生ちゃんの絵を入れておきますね。このかわいさ、隆文さんに伝われ。
かしこ
丹藤妙乃
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます