愛着障害、はじめました

第15話

遊ぶのは、いいことだ。

遊ぶのはいいことだ。

楽しむことはいいことだ。

自分で自分にエネルギーを与えることになる。

自分を癒すことになる。

自分を楽しませてあげることは、自分をケアしていることになる。

だから、遊ぼう。

旅行にも行こう。

猫カフェにも行こう。

映画館にも行こう。

水のせせらぎが聞こえる場所で本を読もう。

感じることは、なんでも感じていい。

ネガティブなことはよくない？そんなことはない。

私が感じていることは全部、感じていいこと。

どんなことでも全部、感じていいこと。

暑くて外に出たくない？それもOK。

でも私は大人だから、ちゃんと仕事に行くんだもんね。

「行きたくない」と「行く」は両立する。それをわかっていればいい。

私は親のことが嫌い。それもOK。

でも私は大人だから、電話がかかってきたら出るし、相談事はちゃんと考える。

両立する。それをわかっていればいい。

例えば「１週間、泊まってもいい？」って聞かれたら、

「こっちも予定があって合わせられないからホテルに泊まって」って言う。

嫌いな人と無理に一緒にいたりしない。そこは譲らないけど返答は冷静にする。

私は感じているから。嫌だなって。

楽しいことも感じていい。思い切り楽しんでいい。

私だけずるいって思われる？誰に？そんなことない。

もしそう思う人がいたら、思っていい。

それもその人の自由だ。

楽しんでいい。だって私の時間だ。だって私のお金だ。

OK、楽しもう。

自分に許可を出そう。感じていい。楽しんでいい。

今まであまり許可を出していなかったから。だからこの夏は、やってみよう。