自分を客観的にみてみよう

偉くもないのに、偉そうなことを言ってみる。

偉そうなことを言っている人は、大概偉くもない。


たまに本当に偉い人が言ってるときもあるけれど、

そんな人も、

どこかだらしなくて、

みっともなくて、

偉そうに見えない一面がある。

やっぱり偉くはないのである。


そんな偉くもない私が、偉そうに、客観的に見る方法を伝授する。


自分を忘れるのだ。


手っ取り早い方法としては、九死に一生を得て、スパッと何もかも綺麗サッパリ忘れてしまえばいいのだけれど、常人でなくともリスクが高すぎる。

そこで、簡単そうな方法を書く。




★ 何かをするときに、名前をつける。




誰しも変身願望を持っているものです。

なりたい自分、憧れているひとになりたい、と思い描く。

そのとき、〇〇さんみたいになりたい、と思っているはずです。

小さい子なら、

「仮面ライダーになりたい」かもしれないし、

「プリキュアになりたい」かもしれない。

大きなお友達だって、ライダーやプリキュア、あるいは戦隊ヒーローなどに憧れているかもしれない。


なりたいものがなくてもいい。


何かにするとき挑むとき、名前をつけて挑みなさい。


結果うまく言ったなら、

「さすが〇〇さん、信じていましたよ!」と褒めてあげましょう。


万が一、うまくいかなかったときは、

「なんやねん、うまくいかへんかったのって〇〇さんのせいやで。うちはなんも悪くないから」

と、名前をつけた人のせいにしましょう。


失敗した事柄は、あなたではありません。

あなたが名前をつけた、〇〇さんのせいなのですから。

今回の行動は、あなたは悪くない。


なにより、してしまったことはしょうがない。

過ぎたことは一切が過去なのだから。

いまを生きている私達には、もはや預かり知らぬことなのである。

うまくいかなかった行動は忘れて、つぎの行動へ気持ちを切り替えるのです。


「〇〇さんは失敗したようだな」

「奴は我らの中でも最弱だったのだ」


とでも言って、次に行きましょう。

過ぎていく時は止まらないのだから、大切に使わなくてはいけません。







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