第2話 仲間との生活
部屋には合計4羽。いままで居た部屋には数十羽もいたけど、ずいぶんと静かになりました。うまく歩けないこのヒヨコでしたが、この部屋そばまで餌や水を持ってきてもらえるためずいぶんと楽になりました。
ただ、他の3羽はそうではありません。餌や水を持ってきてもらえるのは一緒ですが、そのヒヨコたちは食べてもすぐに戻してしまったり、食べようとすらしないものもいました。
日が過ぎるにつれてそのヒヨコたちは徐々に弱り出します。
そして数日の後、まず餌を食べようとも出来なかったヒヨコがピクリとも動かなくなっていました。そしてしばらくの後、人間の手でそのヒヨコはどこかに連れていかれます。
そしてまた数日後、もう1羽もいつの間にか目を開いているもののまったく動かなくなりました。そして前回同様、どこかに連れて行かれたようでした。
残るのは自分ともう1羽のみとなりました。
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