とあるヒヨコの一生

ゆたりん

第1話 生まれてはみたけれど

ここはとある飼育小屋。

ある日の夕方、一羽のヒヨコが生まれました。


数日が過ぎ、ヒヨコが辺りを見渡すと周りには自分と同じようなヒヨコがたくさんいました。ただ周りのヒヨコは元気に走り回っている一方で、このヒヨコは自分は歩こうとしようにもうまく歩くことが出来ません。あっちへふらふら、こっちへふらふら。

餌場や水場にもうまくたどり着けないため、このヒヨコだけ別の部屋に分けられることとなりました。

しばらくすると、1羽、そしてまた1羽と自分と同じような弱り果てたヒヨコが部屋に分けられてきました。


さてさて、このヒヨコはこのあとどうなっていくでしょう。

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