第10回みらい文庫大賞に関して

 3月23日、応募しておりました第10回みらい文庫大賞の一次通過リストが発表されていました。私は、残念ながら一次突破すらなりませんでした。


 一次突破された方は、おめでとうございます。そして、同じく一次敗退の方は、お互い次に向けて頑張りましょう。


 そんなわけで一次落選した私なのですが、周りが一次突破できなかった悔しさを呟いている中で、自分はあまり落ち込んでいないことに気づいたんです。


 もちろん、一次突破ですら、出来ること自体が奇跡だと考えている私自身の価値観も関係しているとは思うのですが、どうもそれだけではない気もするのです。


 考えられる可能性はもう一つ。私自身の問題です。以前にもどこかに書いたかもしれませんが、私は常に自分に自信がありません。それは、普段仕事をしている時もそうですし、オフの日もそうですし、小説を書いている時もそうです。


 自分の小説が、何かに認められることはないんじゃないか。常にそう思っているから、一次突破などの何かがあると、すごくうれしい。なければ、

「ああ、やっぱりな」

と思うだけ。


 そして、全力で悔しそうにしていらっしゃる方々がうらやましくも思うのです。(不謹慎ですみません)


 もっともっと、自分に自信を持ちたい。そう思った瞬間でした。


 あ、あと今回の一次突破にならなかった大きな要因は、自分の中で理解しており、それが直接の原因だったかどうかはわかりませんが、自分自身納得してるので、次はその要因をしっかりクリアしていけるよう精進したいと思います。

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