お花畑

勝利だギューちゃん

第1話

授業中、私はお花畑に行くたくなった。

「先生、お花畑行ってきていいですか?」

「よし、行って来い」

そういって、私はお花畑に行くことになった。


お花畑と言っても、お嬢様が良く使う。

トイレを意味するお花畑でない。


正真正銘の、お花畑だ。


学校の裏に、お花畑があり、泉もある。

たくさんの生き物たちがやってきて、一部の生徒で、憩いの場となっている。

私も、その一人だ。


私には、お友達がいた。

シロモンという男の子。


普通の男の子ではない。

モンシロチョウの妖精の男の子だ。


「やあ、シロモン来たよ」

「咲美、久しぶり」

もう知った仲なので、堅苦しい挨拶はない。


「シロモン、太った?」

「ああ」

「即答だね」

「否定しても、仕方ないだろ」

このような会話が楽しみ。


「また学校抜け出してきたのか?」

「うん、退屈だもん」

「ばれるぞ」

「大丈夫よ」

「どうして?」

「周りを見て」

シロモンは周りを見る。


「なるほど」

「わかった?」

「うん、咲美」

同じような生徒が大勢いる。

なので、口を合わせる事が出来る。


「シロモン」

「なんだ?」

「飛べる?」

「バカにしてるのか?俺は蝶だぞ」

そういって、飛んでみせるが・・・

すぐ落ちた。


「ダイエットしなさい。シロモン」

「はい。努力します」


蝶が飛べないのは致命的だが、妖精なので心配はない。


このお花畑には、いろいろな生物がいる。

ここでは、みんなが仲良くなれる。


いい場所を見つけたものだ。

だってここは、文字通りの天国だから・・・

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お花畑 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu

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