第3話 不登校と通信制高校

たぶん、不登校のお子さんをお持ちの親御さん達は自分の子どもが不登校である事を普通と違うと思ったり、どうしてうちの子だけ?と思ったりすると思います。


我が家には4人の子どもがおります。

長女は既に嫁に行き

長男は公立高校の1年生。

次男は公立中学校の3年生。

次女は公立小学校の3年生です。


末っ子はまだですが、上3人はそれなりに紆余曲折ありながら公立の学校生活を送りました。不登校と紙一重になった時もありますし、特別支援学級のお世話になる必要があるのでは?と思う時もあったし、私なりに子どもたちの学校生活と向き合う日々を過ごしています。


そんな中で、実はもう不登校というのは1つの選択肢であって決して逃げとか悪いこととか劣等感を感じる必要はもはやないと思っています。


公立の学校に通うということは、その地域の決められた学区の学校に行く、もしくは近隣の学校に越境をするということになります。

子どもには当たり前のようにこの学校に行くのよと、就学前検診を受けさせピカピカのランドセルに胸を踊らせながら入学するのはどこのご家庭でも同じかと思います。


果たして、長い人生の中で我が子にとってその学校が当たり前の生活を送る場所に相応しいのか、楽しいのか、先生との相性がどうなのか、友だちと上手くやれるのか、そんなのは親の私たちにはわからないのが実情です。

学校生活を送るのは本人ですから。

その場所に違和感を感じたり、なにかが違うと思ったり、友だちとトラブルがあったり、その時に子どもに選べる選択肢は少ないのです。身を守るために行かないという手段を選ぶ事をどうか他の子と違うからと不安に思わずに、向き合ってあげてください。


そして、その時に親の価値観で話をしないであげてください。


時期的に、中3の親御さんで特に不登校のお子さんをお持ちの親御さんは1番不安な時期かもしれませんね。

通信制高校では将来就職に不利なのでは?大学受験が難しいのでは?と思うかもしれません。


でも、現代の通信制高校のほとんどが普通の公立の高校と変わらないくらい進学希望する子はきちんと進学していますし、通信制を選んでくる子の方が逆に将来をリアルに思い描いて進路を決めているような気がします。


どうか、お子さんの選択肢を親の価値観で決めないで話を聞いてあげてください。

そして、1番最善の進路を決められるようコミュニケーションを取ってください。


親子でのコミュニケーションが難しい場合もあるかもしれません。そんな時は他人を頼っていいんです。誰でもいいんです。

先生が嫌なら、近所の幼なじみのお兄さんお姉さんでも構わないですし、自治体の職員やスクールカウンセラーの先生を頼ってもいいですし、恥ずかしいことではありません。

ちゃんと外に発信する事が、1番早く解決できる方法です。


第3話で突然脱線しましたがw

N高等学校の初年度にもこの話題が大きく関わってきます。

親じゃない先生じゃない大人の存在。

それによって、人生が広がった子、価値観が変わった子、たくさんいます。


私なんかで良ければ、いつでもご相談に乗りますから、もしこれを目にした悩んでいる親御さんがいらっしゃったら...連絡お待ちしてます。

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