閉塞感と解放感

 閉塞感がある状況で、扉が開かれると解放感が身体に満ちる。狭い場所から広い場所への移動。暗い場所から明るい場所への移動。壁の崩壊。空が崩れ落ちる。いままで常識だと思っていたミクロな部分が壊れ、世界の広さを感じる。閉じ込められている場所から初めて外に出る。島からより広い場所へ行く。

 広さを実感できる場所。天井が開いていて風が通り抜ける。逆に広い空間でも地下空間だと閉塞感を覚える。

 常に開放的であるよりも、閉塞状態からの解放のほうが、解放される感覚があるだろう。

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詩的感覚器官 キツノカ @kitsunoka

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