素直な気持ち
僕の知っている廃虚に知らない女の子が座っていた。
「そこ、僕がいつも座ってる場所なんだけど……」
「それが?」
大きい目を見開いて威圧してきたので僕は黙るしかなかった。仕方なく瓦礫が折り重なって間から桃色の花が咲いているところを見ることにした。
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