クラクションミットナイト
傘井
第1話出会い
男「頼む助けてくれ」
奥山辰巳「すまんそれは無理な話だ。だがそれ以外なら一つだけ叶えてやる」
男「そんなこと信じられるかー。こうなったらやけだ死ねー」
銃声
奥山辰巳「またやちまった殺し。もうこんな仕事やめてなー」
千葉邑子「おーその心意気合格だよ」
奥山辰巳「誰だテメエ」
千葉邑子「ちょっと銃口むけるやめてよー。僕は敵じゃないよ」
奥山辰巳「なんだこいつ。制服を着てるとこを見ると女子高生か?なんでこんなとこに(心の声)」
千葉邑子「僕は千葉邑子(ちばゆうこ)。奥山さんと同じ殺し屋だよ」
奥山辰巳「ほぉーその一言で分かった。お前俺を殺しにきたんだろう」
千葉邑子「なんでそうなるの 敵じゃないって言ってるじゃないか」
奥山辰巳「信用できるか。初めて会ったのに俺の名前知ってるてことは依頼者に俺の名前聞いたってことじゃないのか」
千葉邑子「あーもう殺し屋だから仕方ないとは思うけど、ちょっとは人を信用することを覚えたほうがいいよ奥山さん」
奥山辰巳「お前みたいな奴一般人でも信用してもらえないと思うがな」
千葉邑子「えっひどーい」
奥山辰巳「まあいい。お前が俺の敵でも味方とか関係なく殺し屋なのは変わらないんだな」
千葉邑子「うんそうだよ。でも味方だから」
奥山辰巳「なら俺を殺してくれないか」
千葉邑子「なんでそんな事僕に頼むの」
奥山辰巳「もう人を殺す事に飽き飽きしたんだ。だから俺は早くあの世にいって罪を償いたい」
千葉邑子「ほぉーその事を聞いてますます合格だよ。奥山さん」
奥山辰巳「なんだいきなり合格てのは」
千葉邑子「この世にいる悪の殺し屋を一人残らず殺すための仲間としての合格」
奥山辰巳「何言ってんだ。お前もその暗殺者じゃないのか」
千葉邑子「だからこそじゃない。僕も罪を償いたいの。まあー奥山さんと違って生きながらね」
奥山辰巳「この瞬間から俺の人生は少しづつ変わり始めた」
クラクションミットナイト 傘井 @ogiuetika
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。クラクションミットナイトの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます