【モンスター】

[12-1]◎考察◎ ~モンスター分類 および その生息状況についての報告書~


◎考察◎ ~モンスター分類 および その生息状況についての報告書~


■「モンスター」の定義


 端的に言って、六種族ならざるもの。故に「モンスター」=「魔物」ではない。

 一般的には、人間フェルヴァー翼族ザナリール魔族ジェマ獣人族ナーウェア妖精族セイエス鱗族シェルク、および通常の動物・植物を除く、エレナーゼ大陸に存在する自然・魔法生物(一部例外有り)の総称として使われている。




■「モンスター」の分類


 大きく分けて五群、それぞれに更に細かい種に分けられる。

 五群分類⇒「生物」「魔法生物」「精霊」「アンデッド」「アナザーモンスター」



◎生物……精霊力の助けにより通常の生命活動を営んでいるモンスター。以下の数種に分けられる。

「幻獣」「魔獣」「狂動物」「巨大動物」「狂植物」「巨大植物」「巨人」「亜人」etc.


◎魔法生物……人工による造りものの体に魔力による生命力を宿らせた擬似生命体。造り手により数種に分けられる。

「ゴーレム」「キメラ」「クリーチャー」「魔法構造物コンストラクト」etc.


◎精霊……具現とも呼ばれる、世界の構成元素に意志の宿った生命体。元素に近いものから人に近いものまで様々である。その魔法力の強さ、意志の強さにより数種に分けられる。

「妖精」「高位精霊」「中位精霊」「下位精霊」「精霊獣」「邪精」etc.


◎アンデッド……通常ならざる闇の魔力で動く死体や幽鬼の総称。原動力となるものにより分けられる。

「レッサー・アンデッド」「ルーン・アンデッド」「ノーブル」「ゴースト」etc.


◎アナザーモンスター……魔法など種々の要素により通常世界外から召喚されたもの。

「妖魔」「イリュージョナリー」「デーモン」「カオスビースト」




■「モンスター」の生息域


 以上の分類からも知れる通り、「モンスター」はほぼエレナーゼ全域に存在していると言える。最も、その分類群、分類種により、生息場所は大いに異なる事が予想される。

 一例として、森林地帯には生物群、遺跡域にはアンデッドや魔法生物群が多く見られる。

 また生命力が強いことから、個体数はそれぞれ非常に多数と考えて良いと思われる。



■「モンスター」の属性


 種によって様々である。


・全ての属性が有り得るもの→生物、精霊、アナザーモンスター

・付与された魔力により属性の決まるもの→魔法生物

・闇属性のみ→アンデッド


※アンデッドに関しては通常の弱点、炎の他に光も弱点となる。ただし闇魔法は無効。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る