しあわせってなんだろう
しあわせって、なんだろうと、ここのところずっとずっと考えている。
いや、ただ漠然と思っている、といったほうがいくぶん近いかもしれないが。
しあわせって、しあわせってなんだろう。
楽であれば、幸せか。
満たされていれば、幸せか。
そんなことはない、と思う。
できるなら好きなことだけして、家に引きこもってひたすら読書とかゲームに熱中して、夫の隣にずっといるだけみたいな生活が、したい。
でも、じっさいにじゃあそれでいいですよって願いをかなえてくれる超越者がいたとして、そのときには、苦笑して首を横に振る気がする。いいです。それは、辞退します。それはたいそう楽しそうな生活だけど、しあわせじゃなさそうだねえ、って。
だから、つまり、しあわせってなんなんだろう? なーんて――ここにきて、またこんな当たり前の問いを、そのうずまきのなかを、ぐるぐるぐるぐるまわっている。めぐっている。ずっと、そこにいたりする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます