ルパン三世はね

曲がね、曲がまずかっこよすぎて、小中学生のころにかけて原作漫画やこのころのアニメを見たりとかしてみた。


正直小中学生の私にはまだちょっと早かったというか、テーマソングほどストレートにかっこよさを感じ取ることはできなかった。

あと、知ってるひとは知ってると思うんだけど、最初のころのルパン三世は思ったよりダークだったりするんだよね。まあ時代も時代だし、けっこう漫画もアニメもそういう独特の重たさがあったりした。


でも、読むときも見るときもいつも「ルパン三世はあのテーマソングのひと、ルパン三世のおはなしはあのテーマソングのおはなし」と思って読んだり見たりしていたから、まったくちんぷんかんぷんという感じにも、ならなかったと思う。

すくなくともそこにある、「私たちと違うかっこよさ」には、いつもうちのめされるほど、うちふるえていた。雷にうたれたようだった、いつも。そしてその雷は、明るさではなく暗さの光を放っていた……と、思う。

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