『14歳からの哲学 考えるための教科書』
なんど読んだとかはわからない。ただ、枕元に置いて、小さな明かりでいつも読んでいた。めくっていた。やがては氏のほかの著作にも手を出し、『14歳からの哲学 考えるための教科書』はあれでもやわめに書いていたのかと驚いた。信じられないくらい、文章が、まなざしが、鋭かった。芯があった。
ひとつひとつに傷つきながら、そしてそんなことで「傷つく」とか主張する自分自身の心の醜さと弱さに辟易しながら、いばらの道を進むように読んでいった。
だから、そりゃまあ血肉にもなるなって思う。
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