考えるということに挑戦し続けている。

私は、当時の鈍った頭では『14歳からの哲学 考えるための教科書』を読むのにすごく気力と体力と時間がいったが、毎晩最低でも一章は寝る前に毎日読んでいくことを引きこもりの自分自身の義務と課した。

義務だが、毎日は遂行されず、できなかった日を記録し日記につづっては言いわけだと自認し、しょせんどうしようもない自分に腹が立ちながら、頭を掻きむしってはそれでもそれでもと、考えることに挑戦し続けた。


たぶん、その挑戦はいまでも続いている。

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