ミッシングリンク
あなたはどこにいたの
わたしはどこから来たんだろう
まるで物語のキャラクターみたい
別のお話では出てこない
繋がりのない物語を演じる
大きな川の流れの中
重なるはずの交わらない線と線を
あなたはどこにいて
わたしはこれからどこへ向かうのだろう
あなたなしで歩いていく自信がない
淋しくてならない
歴史の闇に 時間という波間に
確かめる術もなく 見に行くこともできず
あなたとはもう話すことはなく
触れることさえ叶わない
そんなあなたに
そして、それがいけないことだと
不憫だと 罪だと
そんなことを思ってしまっているわたしに
悲しくてならない
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