「そういえば由衣のお腹見てないね...」

「うぅ...蹴られた所？」

「うん」

「見せなきゃだめ？」

「見せなきゃだーめ」

意地悪っぽくいう玄師に負けて恐る恐る服を捲りお腹を見せる。するとそこには無数のアザができていた。

「...もういい？」

「...全部やられたの？」

「...うん」

「男の人怖くない？」

「玄師くんは、怖くない...。付き合ってるからとかじゃなくて最初から怖くなかった。けど玄師くん以外は怖い...」

なことに玄師のみ怖くないという由衣。ちょっと不安だった玄師はホッとしていた。

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