第二章 歩み出す調理器具

二十食目 片岡先生の、甘い試作会

 ――あの日。お台場海浜公園で樹が告白してから数週間が経ち、九月に入った。何も変わり映えしなかった毎日だったのが、一瞬で色が差した。晴れて恋人同士になった、樹と智里。生活上は普段通りだが、唯一変わった事がある。


「あ、おはようございます。ち、ちち、智里さん……。」

「ふふっ、おはようございます。樹さん。」


 今までは苗字で呼んでいたが、互いを名前で呼び合う様になった事だ。智里の方は、スムーズに言えているのだが、樹は未だに噛み噛みである。玄関の扉を閉め、鍵を掛けると、樹は持っていた可愛い柄の包みを智里に手渡した。智里は、それを嬉しそうに受け取る。


「わぁ、ありがとうございますっ。」

「い、いえいえ、いつも言ってますが、一人分も二人分も同じですから。」


 樹は、自身と智里の分の弁当を作っては、毎朝玄関先で手渡している。最初は悪いからと言って、智里は断っていたが、少々強引に了承を得て、弁当を作らせてもらっている。これでは、サラリーマンというよりも、専業主夫の様だ。だが、樹はそれを楽しんでいる。否、寧ろ、智里の笑顔を見たいが為に、いつも以上に張り切って作っていた。なので、最近の弁当のメニューは豪華だ。上司や同僚達にバレた日には、質問攻めで、ほぼ一日が終わった位だ。


「では、途中まで行きましょうか。」

「はいっ。」


 手を繋ぐ、とまではいかないが、肩を並べて通勤通学路を歩く。樹は、チラッと智里の方に目を向けた。楽しそうに喋りながら歩く智里の横顔。小学生くらいまでは、女友達と並んで歩いたりしていたが、それからは、男友達とばかりつるんでいたので、本当に新鮮な気持ちだ。ジッと見ていたら、不意に智里がこちらを見上げてきた。身長差の所為で、上目遣いになっている。年頃の女性の、しかも自身の彼女の上目遣いに胸が高鳴り、思いっきり顔を反らしてしまった。耳まで熱く感じる。恐らく、今の樹の体内は、血液が沸騰している事だろう。


「――樹さん、聞いてましたか?」

「あ、えっと、その……。」

「……聞いてなかったんですね。」


 ため息が漏れたのが聞こえた。顔の火照りも他所に、罪悪感に駆られて智里の方を見遣ると、頬に手を添え、困った様な表情かおで前を向いていた。どうしたものかと、あたふたしていると、それに気付いたのか、智里の視線が樹に向いた。


「あ、別に、樹さんを困らせようと思った訳ではないんですよ? ただ、こんな相談、樹さんにしか出来なくて……。」

「いいい、いえっ。聞いてなかった私が悪いんですっ。なんでも相談してくだふぁいっ!!」


 肝心な所で噛んでしまう癖が未だに治らない。だが、そんな樹でも少しは成長した様で、智里の手をしっかりと握り、真正面から見詰めれる様になった。真剣な眼差しを向ける樹に、今度は智里の顔が赤く染まっていく。だが、ここは通勤通学路。しかも、時間帯的に人通りが少々多い。樹達の傍を通る人達は、二人をジロジロ見たり、一緒に行動している人とコソコソ話をしたりして、通り過ぎていく。


「えっと、と、取り敢えず、歩き、ませんか……? その、視線が……。」

「あっ、す、すみませんっ!!」


 智里に言われて漸く周りからの視線に気が付いた樹は、勢いよく手を離した。暫くは、二人して顔を真っ赤にさせながら黙って下を向いていたが、時間が迫っている事に気付き、歩きだした。


「と、ところで、相談って、何だったんですか?」

「あ、そうでしたっ。えっとですね、十一月位に、大学の学園祭があるんです。」

「へぇ、獣医大学のですか。」

「はい。それで、出し物として私たちの学部は、搾りたて牛乳を使ったお菓子を作る予定なんです。勿論、殺菌した物を使いますが。」

「搾りたてっ!! 良いですねっ。」


 搾りたてと聞いただけで、樹の頭の中では色々な料理が思いつく。メインなら、クリームシチューやグラタン。おつまみなら、カッテージチーズや牛乳豆腐、ちぎり牛乳パンでも良いかもしれない。お菓子なら、牛乳を使う物は沢山あるので、色んな種類の物が出来る。涎を口端から少し垂れ流しながら、想像を膨らませていると、智里が心配そうに覗き込んできたので、慌てて涎をシャツの袖で拭った。


「大丈夫ですか?」

「え、ええ、大丈夫ですっ。えっと、牛乳を使ったお菓子ですよねっ。」

「はい。一応、飲食スペースも設置予定なので、その場で食べれる様に、秋が旬のカボチャを使ったカボチャプリンと、ペースト状にした栗のクリームを重ねたミルクレープ、ガトーショコラ、後、持ち帰りも出来る様に、スコーンを焼こうかと思ってます。」


 智里が候補を上げていく中、樹の頭の中ではポンポンとそれらが浮かんでいき、口の中に涎が溜まってくる。想像ではあるが、色合いや形、匂いや味まで鮮明に思い浮かべる事が出来る。思わず、頬が緩んできてしまう。緩んだ口元を見られない様に手で覆うが、にやける目元までは隠せない。


「あの、本当に大丈夫ですか?」

「あ、あははははっ。だだ、大丈夫、大丈夫ですよ。」


 不自然な笑い方しか出来ていない樹を訝しげに見上げる。妄想だけで涎が溢れていただなんて、恥ずかしくて言えた物ではない。兎に角、必死で誤魔化した。


「え、えっと、そこまで構成を練っていて、どうして私に相談があるんですか?」


 やっと、本題に入れた。作る物が決まっているのなら、後は実際に試作して自分達で食べてみて、大丈夫だったら、そのまま商品として当日販売すれば良いだけ。もし、もう少し改良の余地がある様だったら、付け加えたり、逆に減したりすれば良い。それなのに、何故、外部の人間である樹に相談したい事があるのかがよく分からなかった。首を傾げていると、智里が恥ずかしそうにモジモジしだした。鞄の飾り紐を指先で弄んでいる。「何、この可愛い生き物。」と、心の中で悶えていると、智里は立ち止まり、決心した様に樹に詰め寄った。


「実は――!!」


 ――大学内調理室――


「――今日は、特別講師として、片岡 樹さんを呼んできましたっ。宜しくお願いしますっ。」

「「宜しくお願いしまーすっ。」」


 仕事を定時で終わらせ、急いで智里が通う大学へ向かった。そして、指定された教室へ入ると、エプロンを着た若い男女六名が調理台を囲んでいた。近付いて良いものかどうか思案していると、樹に気付いた智里が、樹の腕を引いて輪の中に導いた。話を聞いたら、このメンバーで牛乳を使った料理をするらしい。


「え、えっと、智里さんから、頼まれました。片岡 樹です。どど、どうぞ、よろしゅくお願いしましゅ……。」


 やはり、肝心な所で噛んでしまう。恥ずかしさのあまり、耳まで真っ赤に染め上げ、俯いてしまった。これでは馬鹿にされると分かっているが、どうしても顔を上げる事が出来ない。だが、樹の予想に反して、皆からの反応は全く違っていた。


「前田さんの知り合いだって聞いたから、アルバイト先の人かと思ったけど、会社勤めの人なんだ。」

「同じアパートの、お隣さんなんだっけ?」

「うん、そうだよ。」

「男の人で料理出来るって、格好良いっすねっ。」

「俺も一人暮らししてっけど、外食かコンビニ弁当なんだよね。」

「あー、分かるー。」


 予想外の反応に、樹は顔を上げた。誰一人として、樹の事を小馬鹿にしている人はいなかった。寧ろ褒めている。少しの間、ポカンと呆けていたが、褒められているという事実に、段々と照れくささと嬉しさが込み上げてきた。照れているのを隠す様に、眼鏡のブリッジを押さえて直す。


「さ、さてっ。時間も無い事ですし、学園祭の出し物の試作をしましょうかっ。」

「「はーいっ。宜しくお願いしまーすっ。」」


 樹は鞄を漁ると、数枚を一つに纏めた用紙を一人一人に手渡した。会社の休み時間の間に作っておいた、お手製のレシピ集だ。分かりやすい様に言葉を選び、自身が描いたイラストを載せてみたりと、工夫はしてきた。後は、これを見て本当に分かってくれるかどうかだ。ドキドキしながら、樹は用紙を握り締めた。掌に、汗が滲み出る。すると、レシピを見ていた智里が、興奮気味に顔を上げた。


「――す……、凄いっ。凄く分かりやすいですよ、樹さんっ。やっぱり、頼んで良かったです。提案したのは良いけど、お菓子作りは皆、初心者なので……。」


 次々とページを捲っていく智里。それに釣られる様に、他の生徒もレシピ集を読みだした。中には、食い入る様に見る人もいる。それを見て、気持ちが落ち着いた樹は、胸を撫で下ろした。


「あ、ありがとうございます……っ。で、では、男性陣には、基本の材料であるバターを作ってもらいます。女性陣は、それぞれの材料をボウルに入れて量ってください。」


 鞄から取り出した、綺麗に洗って消毒も済ましている空のペットボトルを男性陣に手渡す。だが、いまいち使う用途が分かっていないみたいで、ペットボトルを見詰めながら首を傾げた。樹は、自身が持っていたペットボトルに、あらかじめ智里に用意してもらっていた生クリームを二〇〇CC注いで蓋をしっかりと閉めた。


「よく見ておいてくださいね。」


 一つ深呼吸すると、樹は勢いよくペットボトルを振った。バシャバシャと、液体が上下に揺れる。さっきまでのオドオドした樹からは想像がつかない激しさに、男性陣は疎か、隣のテーブルで材料を量っていた女性陣まで釘付けになっていた。


「こう、やって、短時間で、力強く、一気に振るのが、ポイント、ですっ。」


 暫く振り続けると、次第にパシャパシャという音が無くなってきた。液状だった生クリームがホイップ状に変化した証拠だ。樹は、ラストスパートと言わんばかりに、更に振った。すると、突然、パシャッという液体音がした。その音を聞いた樹は、ある程度の間振ると、ペットボトルのキャップを外した。


「――この、液体が出てきてから少し振ったら、固形物と液体の分離が完了です。つまりは、バターの完成です。ちなみに、この液体はホエーや乳清にゅうせいと呼ばれ、水溶性のたんぱく質や、ミネラル、ビタミンなどの栄養がたっぷり含まれています。少し味が薄いですが、このまま飲んでも構いませんし、調理に使っても大丈夫です。」

「「おおーっ。」」


 ペットボトルの胴体部分をハサミで切り、バターを皿に移す。それを目をキラキラと輝かせながら見詰める生徒達。樹が一息吐くと、一斉に尊敬の眼差しが向けられた。


「凄いっすねっ!! 生クリームを混ぜ過ぎたらバターになるってのは、この間、テレビでやってるのを見たけど、実際に生で見ると感動しましたっ!!」

「もしかして、栄養学とか学んでました!? ちょっと以上に、詳し過ぎるんですけど!?」

「あ、えっと……。」

「私たちが出す品物の栄養価とかを教えてもらってメニューリストに記載したら、客層増えるんじゃない!?」

「いや、そこは自分達でやろうよ。」

「確かにっ。」


 たった生クリームを振ってバターを作っただけなのに、盛り上がってくれている。そんな彼らに少し困惑しながらも、樹は嬉しさを覚えた。その後、男性陣で作ったバターを使って、調べてきたお菓子を手分けして作っていった。施錠される夜九時頃まで、皆で試行錯誤しながら作り続けた。


「――なんとか出来ましたね。」

「皆さん、手際が良いので、何度も試作が出来て良かったです。」

「いやいや、片岡さんのお陰ですよ。」

「ホント、ホントっ。分かりやすいレシピを作ってくれてたお陰で、作れたんだからっ。ほぼ、レシピ通りだもん。変えた所なんて、少し味変する事ぐらいだったし。」


 ――試作会が終わり、見回りの警備員に帰る様に促されて急いで片付けをし、皆で帰っている最中。試作したスコーンを齧りながら、話をしていた。樹自身、お菓子はあまり作った事がなかったが、今食べているスコーンもそうだが、今日作った物、全てが美味しく出来上がっていた。警備員の人にも、おすそ分けでミルクレープを切らずに丸ごと一台あげた。すると、眉間に皺を寄せていた警備員の顔が綻び、とても嬉しそうにしていた。聞いてみると、外まで甘い香りが漂い、お腹が鳴っていたそうだ。促すついでに、おこぼれを貰おうかと、真剣に悩んでいたらしい。沢山試作をしていたので、丁度良かった。


「あ、もう駅に着いちゃったね。」

「それじゃ、お疲れ様でしたっ。片岡さんも、今日はありがとうございました。」

「はい。こちらこそ、ありがとうございました。とっても、楽しかったです。」

「智里、片岡さん、お疲れ様ーっ。」

「うん、お疲れ様っ。」


 智里以外の人は、皆、電車通学している。終電ギリギリになってしまったが、なんとか電車に乗る事が出来たので、智里と樹は胸を撫で下ろした。ホームで見送った後、二人して顔を赤らめながら、ぎこちなく手を繋いでアパートへゆっくりとした足取りで歩いた。


―今日のメニュー―

・ガトーショコラ

・マロンクリームのミルクレープ

・カボチャプリン

・スコーン(プレーン)






―追記―


①ガトーショコラの作り方(直径十八cm)

材料:薄力粉三十g/ココアパウダー三十g/ミルクチョコレート二〇〇g/無塩バター九十g/卵Mサイズ四個/グラニュー糖六十g/粉砂糖適量

 卵は、卵黄と卵白に分けて、バターと一緒に常温に戻しておく。(この時に、卵黄を混ぜておく。)型にクッキングシートを敷き、オーブンを一八〇℃に予熱しておく。薄力粉とココアパウダーを合わせて、振るいにかけておく。ミルクチョコレートを細かく刻み、湯煎にかけてヘラで混ぜながら溶かす。(湯煎の時間はかかりますが、小さ目に割っても良いです。)その中にバターを入れて混ぜる。溶けて混ぜ合わさったら、卵黄を四回位に分けながら加えていき、その都度、泡だて器でよく混ぜる。別のボウルに卵白を入れてハンドミキサーで軽く混ぜ、二回に分けてグラニュー糖を加え、その都度、ハンドミキサーで混ぜる。ハンドミキサーを上げた際に角がピンッと立つまで混ぜたら、メレンゲの出来上がり。湯煎していたチョコレートにメレンゲを三分の一程加え、馴染むまでゴムベラで混ぜる。馴染んだら、残りのメレンゲを二回に分けて加え、よく混ぜる。(この時、メレンゲの泡を潰さない様に、ボウルの底から掬い上げる様に混ぜる。)薄力粉とココアパウダーを合わせた物を加え、さっくりと切る様に混ぜる。型に流し込み、十センチ程の高さからトントンと落として空気を抜く。予熱しておいたオーブンに入れ、約三十分焼く。焼けたら竹串を刺し、生地が着いて来なかったら出来上がり。粗熱を取り、型から外し、仕上げに粉砂糖を茶漉し等で振りかけて、完成。


②マロンクリームのミルクレープの作り方(直径約二十cm、八~十層)

材料:薄力粉一〇〇g/牛乳三〇〇ml/卵Mサイズ二個/無塩バター大さじ一杯/砂糖大さじ一杯/塩一つまみ/バニラエッセンス適量/生クリーム(乳脂肪分四十八%)二〇〇ml/砂糖三十g/栗ペースト大さじ四杯

 バターを湯煎、もしくはレンジで溶かしておく。卵はしっかりと溶いておく。砂糖と薄力粉を合わせて振るい、真ん中に溝を作る様にボウルに入れる。そこへ卵と塩、バターを加えてよく混ぜ合わせる。牛乳を少しずつ加えてよく混ぜ合わせ、バニラエッセンスを加える。三十分程冷蔵庫へ入れて生地を休ませる。(生地の伸びが良くなります。)大きめなボウルに生クリームと砂糖を混ぜて七分立てにし、栗ペーストを加え、さっくり混ぜ入れる。(混ぜ過ぎない様に注意。)中火で温めたフライパンに油を薄く塗り、生地をお玉に1杯分ほど入れ、フライパンを回して薄く広げる。(一度で入れ、継ぎ足しはしない。)ふちが乾いてきたら裏返して10秒ほど焼き、お皿等に移してしっかりと冷ます。(同様に、生地全部を焼いていく。冷ます際には、他の生地に重ねない様にする。)冷ました生地を一枚敷き、マロンクリームを塗る。(生地を乗せる、クリームを塗るを繰り返し、一番上面がクレープ生地になります。)重ね終わったら冷蔵庫で冷やして、完成。


③カボチャプリンの作り方(直径十一cmスフレ型四個分)

材料:カボチャ三〇〇g/牛乳一〇〇ml/グラニュー糖五十g/卵Mサイズ三個/生クリーム一〇〇ml/グラニュー糖二〇〇g(カラメルソース用)/水大さじ二杯(カラメルソース用)/熱湯一二〇ml(カラメルソース用)

 カボチャは3cm角に切り、種、皮、ワタを取り除き、電子レンジで約五分加熱。熱いうちに裏ごしして、ボールに入れる。オーブンを一七〇℃に予熱しておく。 鍋に牛乳とグラニュー糖を入れて中火にかけ、グラニュー糖が溶けたら、火を止めて生クリームを加えて混ぜる。粗熱が取れたら、割りほぐした卵を入れて混ぜ合わせる。かぼちゃの入ったボウルに少しずつ加えて混ぜる。しっかり混ざったら、こし器等に通して滑らかにする。ダマが残ったら、ゴムべらを押しつけてこす。スフレ型に四等分にして入れる。天板にスフレ型をのせて、たっぷりと湯を注ぎ、一七〇℃に温めたオーブンで三十分ほど蒸し焼きにする。中央を指でかるく押してみて弾力があれば取り出し、粗熱を取った後に冷蔵庫で冷やす。(お使いのオーブンによって調理法が違いますので、取り扱い説明書の方をよく読んでから、作ってください。)鍋にグラニュー糖と水を入れて弱火にかけ、茶色くなるまでかき混ぜずに煮つめ、熱湯一二〇mlを二回に分けて加えて鍋を揺すって混ぜ、火からおろす。(湯がぬるいとカラメルがはねて危ないので、必ず熱い湯を注いでください。)プリンにソースをかけたら、完成。


④スコーン(プレーン)の作り方

材料:無塩バター五十g/薄力粉二〇〇g/ベーキングパウダー十g/砂糖五十g/牛乳一〇〇ml

オーブンを二〇〇℃に予熱しておく。薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、無塩バターをボウルに入れ、粉の中でバターを切る様にスケッパー等でサラサラになるまで混ぜる。そこへ牛乳を加え、練らない様に手で一纏めにする。まな板に打ち粉(分量外薄力粉)を打ち、一纏めにした生地を乗せる。厚さ三cm程の長方形に整え、包丁で六等分に切る。(生地は柔らかいので、手にくっつき易いです。生地にも打ち粉をすると、くっつきにくくなります。)天板にクッキングシートを敷き、形を整えた生地を並べる。予熱しておいたオーブンで約十五分焼いて、完成。






End

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