シリウス

左回りの時計と右回りの時計


それらはもはや一つ


胸の前で手を合わせる


もう後戻りは出来ない


きっと約束したんだ


今この時代にやってくると


二重螺旋の果て


巡る公転軌道


無数の合せ鏡のセカイで


君を見つけた


手をのばせ


時空と歴史を超えて君に会いに来た


僕たちのために我儘でなにがいけない


おもいだせ 生まれる前に交わした約束

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る