【事前大量試し読み!!】剣影に誓う未熟な革命

登場人物紹介

◆リシュア

ジュノー男爵家の令嬢。

幼い頃に助けてもらった剣影の騎士に憧れ、

騎士を目指している。

母をガリシア戦争で亡くしている。

◆ジュリアス

クレンバレス第七区騎士団第一部隊隊長。

１４歳のときにジュノー男爵家に引き取られ、

リシュアとともに育つ。

自他共に認めるリシュアの「お目付け役」。

◆エドワード

南の都市・サンクルスの侯爵に仕える美術品収集家。

紳士的で優雅な美青年。

※　ＫｅｙＷｏｒｄ　※

◆“剣影の騎士（シャドー・ナイト）”

ガリシア戦争で“光盾の騎士団（ナイツオブシャイン）”の

幻の１３人目として活躍。

全身を甲冑で覆い、黒いマントで姿を隠したことからそう呼ばれる。

『光と影の英雄譚』でしか描かれておらず、架空の人物とされている。

◆騎士団

セレティシア王国の５つの都市それぞれに存在し、

自衛と犯罪の取り締まりを担う国家組織。

リシュアの暮らすクレンバレス第七区騎士団の徽章は

翼を広げた鷲に白い縁取り、７つの星。

◆ガリシア戦争

10年前、セレティシア王国で起こった内戦。

先王を襲った兄・グランウィルを総帥とする革命連合と

弟・アルフレッドが率いる国王軍が半年にもわたり戦い、

多くの犠牲を出した。

“光盾の騎士団（ナイツオブシャイン）”の登場により、

劣勢だった国王軍が勝利をおさめる。