第2話東京の。
東京に新幹線で三時間。緑の窓口には本当に感謝。
自分ははじけ飛ばなければならないらしい。本当のことらしい。
自転車を借りて、東京をドライブ。
今何をしているのかな。
桜が咲くのは春だけなのかな。夏に咲く桜は希少種である。それは、ちょっと劣等種である。
桜咲。
僕のお母さんはそんな名前をしている。
僕のお父さんは高校教師をやめて、スーパーでアルバイトをしている。
それにしては長すぎるだろう?
「東京の。」
自転車を自転車レンタルのアルバイトの人に聞くと言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます