無題

翠幽月

Go to Heaven

東の果てで生まれた

冷たい床に足を下ろして

朝が来たと悟る

人工衛星が宇宙の果てに着くころ

きっと僕たちはまだ子供

壁に書かれた

Go to Heavenに胸を躍らせて

眠っていた

明日誰かが死んじゃって

悲しくても明日が欲しくて

生きろって誰かに言いたい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

無題 翠幽月 @long-sleep

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ