オーバープリント!
なるほど。ここで、再び出てくるのですか。
革ジャン先輩の考えに、はっとさせられると同時に、けれどそれを生業にしていた人達のことを思うと、ちょっと胸が痛むのも事実です。
未来を見据えているからこそ、守られたものが多くある。根底に眠る思いは、未来でも息づいている。
ただ、その代わりに「今」失われるものもあるんじゃないかな、と。
それでも、未来に守られたものを思うと、とても尊く思えました。
今までの過去の舞台だった印刷工場が、現代でも出てきた時、何かしらの答えが出てくるのではと思いましたが。
最後の一文、素敵です!
作者からの返信
難しい問題です。
ただいつも思うのです。
本を作りたいという人がいないと、人が本に夢を描かないと、この先どう転んでも印刷は滅びていくのではないか、と。
そして、本日完結です!
おじいちゃんの大きな視点、素敵ですね。
ラストの1行に舞台設定が巧みだなぁと感じました(*´▽`*)
そして、ここでもオーバープリントが!Σ( ゚Д゚)
作者からの返信
お爺ちゃんは目先の事よりも、ずっと先の本の未来を見つめているのです。
そうですよ、オーバープリントです。
第二巻のサブタイトルですから(笑
人が生み出す物語があって、本がある。人は物語をつくることを止めはしない。このへん「さよラノ」と共通しますね。
ほんと。物語の質を保つには。質の良い物語を生み出せる作家を守るためには。どうすればいいのでしょうね……。それには読者の存在が欠かせないわけで。
作者からの返信
人は物語をつくることを止めはしない。
そして、夢があるから質の良い物語が生まれる。
と、私は信じております。
もちろん読者も大切なんですけどね。