❁❁❁
彼は感性が豊かだった
彼が鉛筆を持って描く世界は素敵で
だけど彼の暗いところも見え隠れして
その絵を見たら どうしようもない感情が
私を支配していく
そんな不思議な感覚で満たされた
彼が絵を描くときは本当に素敵だった
ただひたすら無邪気に
まるで少年みたいに 楽しそうに描くのだ
そんな時もあれば
いつもうるさいのが嘘かのように
真剣にのめり込む日もある
いつもの彼からは想像もできない姿で
私は彼の描く絵が好きだった
彼は絵を書くのが好きだった
絵を書く彼は素敵だった
彼は絵が得意だった
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