レビューが書けない人のためにカクヨムのレビューを計量テキスト分析で雑に分析してみた

余談３：長文レビューを書くコツはある？？

前回、短文レビューのコツについて書きました。

となると気になるのは長文レビューの書き方ですよね。

それは私も知りたいところです。

しかし文字数の多い書評に特徴的な語というのは見当たりませんでした。

計量テキスト分析で特徴を発見できる感じはありません。

ただ私の目で見た限りでは、

一つの話題でどれだけ長く書けるか、が文字数に大きく影響しているように思います。

レビューで語りたい話題が色々あって、それを全部書いたがために長くなったレビュー、というのは全然見られないんですね。

たとえば「ヒロインが主人公に向ける愛情がすごい」といったことを書きたい場合。

そのまま「ヒロインが～～」と書いて終わりだと短文になるんですね。

なので実際に作中でどのような行動を起こすのか書いてみたり、

「こんなに愛されたら命がいくつあっても足りません！」と冗談めかしてみたり、

さらにはヒロインの言動に対する主人公の反応に視点を向けて、かと思えばそこからさらにヒロインの話に戻ったりするわけです。

時には作中の文章を引用することもあるでしょうし、

なにか元ネタのある作品であれば、その元ネタについて解説することもあるでしょう。

ここで重要になってくるのは、

レビューで長文書ける人は、特別なスキルがあって長く書いているわけではないということです。

前回あった「上手くまとめたら、結果的に短文になっちゃった」と同じ理屈です。

詳しく書いたり、面白おかしく書いたりしたら、長くなっちゃったんです。

それだけなんです、おそらくは。

そういうわけで今回の余談の結論は、

別にがんばって長文書かなくてもいいんじゃない？

という感じです。